<目次>
  • PROLOGUE 「遊びが仕事になる時代」にマンガが必要なワケ
  • CHAPTER 1 「仕事はセンス」と教えてくれる漫画
  • CHAPTER 2 想像力は観察力だ。
  • CHAPTER 3 人は情報を食べて生きている
  • CHAPTER 4 鉄文という生き方
  • CHAPTER 5 栄光なき天才たちが社会を動かし。
  • CHAPTER 6 著者で読むマンガ
  • CHAPTER 7 “読書家”に負けない知識がつく、実用マンガ
  • CHAPTER 8 いろんな「if」
  • CHAPTER 9 忘れられないトラウマ・マンガ
  • CROSSTALK 堀江貴文x佐渡島庸平 マンガは新しい「遊び」をつくる
  • 堀江貴文 「マンガ」リスト


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本書と出会ったのは昨年10月の朝活読書サロンでした。その時、紹介を聞き逃してしまい、気になって仕方なく読んだ次第です。


「マンガとは何だろう?」と考えると、二つの側面があると思っています。一つは未来が描かれているということ。もう一つは人の人生が描かれているということ。


未来が描かれている。


気づけば今、科学の最先端で起こっていることのほとんどは、昔マンガに描かれていたことばかりだ。

たとえ今はマンガの中の遊びでも、その中のいくつかは未来の仕事になり、ビジネスチャンスになる。そうした知識は、すぐれた作家の生み出す想像的知識に触れてみなければ身につかない。 (P7)


むろん、未来を描いた小説もありますが、描かれた本数と描写の力はマンガが圧倒しているのではないでしょうか。

鉄腕アトム、宇宙戦艦ヤマト、銀河鉄道999、機動戦士ガンダム。もちろんまだ実現できていない未来もありますが、ロボットのように半ば実現しつつあるものもあります。


マンガ家たちの未来を描く想像力は計り知れないものがあり、ただただその想像力に敬服します。


今、「想像的知識」の時代が到来している。

私の造語だが、言いかえると、今はまだ存在していない想像上の知識が次々に仕事を生み出し、未来をつくってゆく時代だということだ。 (P1)


人の人生が描かれている。


むろん、小説も人の人生が描かれますが、マンガは「絵」があるため、直接的に伝わります。人の心の葛藤なども描写することができます。


そもそもマンガとは、言い換えれば「時短メディア」なのだ。マンガは絵がある分、情報量が多い。文章であれば数行読まなければならないような人物描写や風景描写も、1枚の絵で表現することができる。そうして資格情報で示されることで、難しいテーマも理解しやすい。 (P118)


本書を読んで、自分が知り得ない人物像を二つ知り得ました。一つは性同一性障害、もう一つは中年童貞です。


性同一性障害を持つ人は、「自分は何者なのか」という命題にいつまでも悩み続けるという。多くの人が思春期に悩み、いつの間にか忘れてしまうこの命題にずっと悩み続け、深刻化すれば自ら死を選ぶ人もいるそうだ。 (P142)


あまり詳しく書くことはできませんが、思い当たる節があります。ティーンエイジャーが謎の自殺を遂げる理由のひとつが性同一性障害の悩みではないか?ということに気づきました。


(介護業界)しわ寄せはすべて職員の給料にいく。すると結果として質の悪い人材も雇わざるを得ないという悪循環に陥っている。そこに集まりがちなのが中年童貞なのだ。

彼らはプライドだけは高いが不潔で生活能力も低い。そしてなによりもよおわいものいじめが得意という最悪のスペックだ。何か認知症の老女の乳房に欲情して一種のセクハラ行為に走る者もいるという。 (P144)


この中年童貞の実像も、なかなか想像できないものでした。そうなのか・・・・


読んでみたいマンガ


マンガは自分の知らない世界の扉を開けてくれます。本書を読んで、読んでみたいなと思ったマンガの筆頭は、やはり『宇宙兄弟』でしょうか。現在32巻まで出ていて、まだ続いているようです。一念発起して読もうか読むまいか、悩ましいところです。



(2018年5月13日追記)

満を持して、『宇宙兄弟』を読み始めました。現在発売中の最新刊が33巻。『宇宙兄弟』との長い旅が始まります。


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『マンガを1000冊読んで考えた』



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