なおきのブログ

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2014年03月

月26日(水)、EGMフォーラムの月例会に参加した。参加人数は13~14名だった。なんと、アメリカ在住のあの方も、現地早朝6時より、ビデオ会議で参加した。 ファシリテーターは、hyoshiokこと、吉岡さん。テーマは組織改革で、組織改革について、あーだこーだと話し合われた。 ...

「未来予測」の類の本なのですが、そんじょそこらの予測本ではありません。というのは、著者のヨルゲン・ランダース氏は40年来、このテーマにかかりっきりなのですから。本書の英語版が出版されたのが2012年。その40年前の1972年に出版されたのが、ローマクラブによる『成長の限界』でした。「人口増加や経済成長を抑制しなければ、地球と人類は、環境汚染、食糧不足など100年以内に破滅する」と警告した本です。 ヨルゲン・ランダース氏は『成長の限界』の編集に携わりました。 1972年から40年経ち、その間に起きた変化から、さらに40年先を見通したというのが、本書の位置づけです。人口増加、エネルギーと環境問題、食糧問題、非物質的な未来、人間の精神という5つの問題に対し、真正面から向き合う本です。 ...

6日前、武雄市の市長と教育監への批判について、批判のふりをして批判になっていないのではないか、「あやつらは悪だ。なぜなら悪だからだ」という論法に陥っていないのか?という批判をしてみたら、Twitter上でけっこうリプライ・話題をいただきました。 しかし、Twtiterでのつぶやきは断片でしかありません。Twitterの限界です。 はからずも粘着の意味がよく分かりました。 Twitterというのは、両刃の剣です。よいコミュニケーションツールにもなりますし、かえって自分の誇大妄想を拡大させ、コミュニケーションを阻害するツールにもなります。 ...

シンガポール航空といえば、サロンケバヤというボディコンシャスな民族衣装をまとった女性客室乗務員が魅力的です。エキゾチックな色気が漂うんですが、シンガポール人というのは人種でいえばほとんどがチャイニーズです。しかし、シンガポールに在住していた折、シンガポール女性の憧れの的は、日本人女性でした。 ...

クリミア半島の位置をあらためて確認してみました。黒海に突き出している半島がクリミア半島、黒海の右上沿岸部には、冬季オリンピック・パラリンピックが開催されたソチがあります。直線距離で300-400kmでしょうか。 クリミア自治共和国はウクライナの一部ですが、ロシアが編入しようとしているらしい(編入した?)という話です。まるで「ソチでのパラリンピックの終了を待っていました!」と言わんばかりの早業です。 ...

なんということを言い切るのでしょうか?最初にこの本を本屋さんで見つけた時にそうびっくりしました。ただ読んでみて、実力のある中小企業の有効な施策であって、大企業ではなかなか難しいな、と思いました。しかし、とある大企業でトップの判断で嫌な取引先を切った例も知っているので、大企業で必ずしも無理とは言い切れない点もあります。また、いくつかの施策、思想は、大企業であっても利用可能だと思います。 ...

「反転授業」なるものがニュースになっているらしい。なんでも、ユニークな図書館で話題になった武雄市が、半年間の試行を踏まえて、市内小学校に全面展開するとのこと。 聞き慣れない言葉だったため、念のためあれやこれや調べてみた。 広義の本来の意味はともかく、タブレットPCを用いたITによる教育のひとつの方法だということが分かった。 ...

私が参加している企業間フューチャーセンターで「お坊さんと一緒に映画『happy』を観て幸せを考えるカフェ」を開催することになりました。映画を見て、お坊さんの話を聞いて、対話を行います。企画メンバーとして参加していることもあり、あらためてご案内させていただきます。 ...

安倍首相による靖国神社参拝以来、あらためて太平洋戦争を理解しておこうと思い、太平洋戦争を含む昭和前半史に関する本を読み漁っています。 本書の著者、山本七平は士官学校を経て、砲兵隊の見習士官として1944年にフィリピンに赴き、フィリピンで終戦を迎えることになります。終戦のちに捕虜収容所に収監され、1947年に帰国を果たします。本書は、下級将校から見た陸軍の実態を著した体験記です。 本書を読んだ感想をひとことで申せば、帝国陸軍というのはまったくもって残念な組織であるという一点につきます。そしておそろしいことに、現代の日本企業の組織もまた、帝国陸軍の悪しき習慣を引き継いではいやしないかと危惧します。 帝国陸軍な残念な点を挙げれば、無戦略、兵站無視、建前主義、大言壮語、公私混同です。 ...

実はこの本のことを知ったとき、「またこの手の本か」というのが正直なところの感想でした。元コンサルタントの方が書かれる本に共通していると思うのですが(数年前一世を風靡したK間女史など)、いわゆる二番煎じものと思ったからです。 実際読んでみるとそのとおりだったのですが、本書の場合は特に著者の経験に基づく事例をストーリー仕立てにしており、わかりやすいという点で評価できるのではないかと思います。 IT化・グローバル化によって知的労働者と言われたホワイトカラーの地位低下が叫ばれて久しいです。その様相を著者は「人間のコモディティ化」と呼びます。また、本書では、SNS、いわゆるノマド、シェアハウスなどを否定します。そのような馴れ合いでは人間のコモディティ化に抗えない、馴れ合いの友達ではなく武器としてのチームを持て、それが本書のメッセージです。 ...

本日、学校公開日でした。小学二年生の国語教科書の題材は『スーホの白い馬』というモンゴルの民話です。モンゴルの民族楽器である「馬頭琴」が生まれた物語です。この数年、在日モンゴル人で馬頭琴奏者のエルデンさんが来校し、子供たちに馬頭琴を聞かせ、またモンゴルにまつわるさまざまなエピソードを放していただきました。 ...

2013年は土下座するテレビ番組がはやりましたが・・・ しかし、土下座って、本当に反省しているポーズなのだろうか? 。著者の岡本氏は刑務所で受刑者の更生を支援している方です。実体験をベースに書かれており、非常に説得力があります。 反省させる、謝罪させる、まじめに刑期を務めさせる、というのは真の意味の反省には至りません。一度犯罪を犯した者が再犯を犯しやすいのはなぜでしょうか?反省させることが意味がないどころか、かえって逆効果であると著者は警鐘を鳴らします。 ...

幾人もの人に薦められて、ようやく読みました。本書を一言で申せば、「リーダーシップ」の本です。 マッキンゼーの採用基準は「リーダーシップのポテンシャルのある人」です。コンサルタントに必要とされる地頭より、論理的思考力よりも大切なのが、リーダーシップです。 しかし、著者は言います。日本ではリーダーシップは学校教育で教えられておらず、企業でも重視されておらず、正しく理解されていないと。過去20年間、日本での経済成長が停滞した理由、返済できないほどまでに国債残高が増えてしまった理由を、著者は日本人のリーダーシップ不足にあると言います。 リーダーシップは特殊な才能ではありません。誰でも身につけられる技術であると著者は言います。リーダーシップをあらためて再発見するまたとない良書でした。 ...

企業間フューチャーセンターの新規ビジネスモデル検討会に参加しました。あれやこれや非常に大変有意義な場でした。今回発表いただいたのは、理事の八田さんです。八田さん、どうもありがとうございます。個人の備忘録に過ぎず第三者が読んでもなんのことかわからないと思いますが、得られたこと・気づいたことをメモしておきます。 ...

日韓の歴史認識の論争は平行線をたどっていますが、日本人が韓国人に反論できるほど十分に日韓(日朝)の歴史を理解しているかというと、どうもそうでもありません。本書は日韓(日朝)の歴史を理解する上で大変役に立つと思いました。ことさら韓国との対立を煽るつもりは毛頭ありませんが、客観的事実は理解しておいたほうがよいかと思います。 日本人が知っておくべき日韓の歴史の事実はおおよそ3つあると考えています。 -韓国では歴史の見直しは言論弾圧に封殺されていること -日本が韓国への支配を強めたのは1905年以降であること -日本による支配が韓国の近代化をもたらしたこと ...

Facebookは閉鎖空間だと誤解されていることもまだまだ多いようですので、Facebookからは個人情報から漏れていることと、特にFacebookページを運営されている方に気をつけておくべきことをまとめました。 ...

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