早いもので一ヶ月があっという間に過ぎてしまいました。4月に目星をつけた本をピックアップします。冊数が多いので2回に分けて紹介します。 ...
2018年04月
【書評】『現代語縮訳 特命全権大使 米欧回覧実記』アメリカ編
本書は、当時のアメリカ・ヨーロッパを再発見するに留まりません。特に第一編のアメリカ合衆国の部は、アメリカと日本の違いを指摘した上で批判的に論じているわけですが、日米の違いの本質は、ひょっとすると今日も変わっていないのではないかという気がします。つまり、日本社会の性質は、150年前からなんら変わっていないということです。150年前のアメリカから、今日の日本社会に対する洞察を得ることができると感じました。 ...
全く話題にならなかった「国民民主党」
NHKの午後9時のニュースを見ていても、一言も話題にならない新党「国民民主党」。財務次官のセクハラ騒動の件は報道されているのに、それ以下のニュース価値とは・・・あやうく見落として通り過ぎるところだったので、ここで記録をとっておこうと思います。 ...
【書評】『高校数学でわかるシュレディンガー方程式』
この『高校数学でわかるシュレディンガー方程式』。秀逸です。分かり易い。ただ、「高校数学で分かる」というのはちょっと語弊があるかもしれません。というのは、偏微分方程式が出てくるから。理系クラスで微分方程式が得意であれば問題ないでしょうが、文系クラスで微分方程式を習っていないと、さすがに無理です。しかしそれでも、本書は分かり易い。理系大学一年生クラスにお薦めです。 ...
【書評】『ウシジマくんvs.ホリエモン人生はカネじゃない!』
ライブドア事件・収監前・後で違うのは、人間がひと回り大きくなっていること。本書もまた、堀江哲学満載です。彼は私の3歳年下ですが、本書で述べている彼の哲学には頷けるものが多いです。本書を一言で言えば、堀江流『嫌われる勇気』です。 ...
学校の年間行事と有給休暇の取得
昨日、次女の学校のPTA理事会に参加し、今年度のPTA活動が開始しました。これで、全ての子どもの年間行事予定が決まり、学校に行く日も決まりました。 ...
【書評】『「赤ちゃん縁組」で虐待死をなくす』あなたに会えてよかった。
「特別養子縁組」というのをご存知ですか?名称は知っていましたが、実際のところは知りませんでした。本書を読み終え、「特別養子縁組」という制度を世の中にもっと知って欲しいと願います。 ...
【社内読書部】第9回(2018年4月20日)
第9回社内読書部(ランチョン)を開催しました。6名の参加者となりました。久しぶりだなぁと思ったら、第8回は、先月の前半だったんですね。お店は今回も品川 今井屋本店。なお、通算129回目の読書会参加となりました。 ...
2020年大河ドラマ『麒麟がくる』
主人公は、裏切り者の汚名を着せられた明智日向守光秀。 昨今の研究では、非常な織田信長が私怨により光秀に殺されたという説が覆されつつあります。新たな織田信長・明智光秀の主従関係が描かれるのではないかと期待します。 ...
アクティブ・ブック・ダイアローグ『負債論 貨幣と暴力の5000年』参加報告(2018年4月15日)
4月15日(日)、英治出版のEIJI Press Labにて、社内読書部主催のアクティブ・ブック・ダイアローグ『負債論』を開催しました。私の所属企業の社内読書部、参加いただいた銀行の方の銀行、英治出版三社で持ち回りでABDができないかと相談を受けました。前向きに検討したいと思います。 ...
【書評】『現役官僚の滞英日記』その3:カネ・コネ・チエ
本書で知り得たことの2つ目は、イギリスのエリートには、カネ・コネ・チエのバランスに優れた人が多いという点です。裏を返すと、日本は、カネ・コネ・チエのバランスに優れた人が稀有で、どれか一つしか持っていないアンバランスな人が多い。これは率直にそうだなぁと思います。 ...
【書評】『現役官僚の滞英日記』その2:コモン・ウェルスから学ぶ
本書を読んで知り得たことの一つ目は、コモン・ウェルスの影響力の大きさです。24億人・52加盟国(イギリスを含めると53ヶ国)から成ります。私はかつて、1998年から2000年まで、英連邦の一員であるシンガポールに駐在していました。当時、コモン・ウェルスの中にいたはずなのに、その影響力の大きさを甘く見ていました。 ...
【書評】『現役官僚の滞英日記』その1:イギリスから学ぶ
先月読み終えていたのですが、遅ればせながら書評を書きます。イギリスに留学していた友人の橘宏樹さんが留学中に書き溜めた日記を基に、本書を上梓されました。本書の主題を一言で申せば、イギリスからの学びです。 ...
【テレビ】美髪・美脚・悪女と言えば・・・『Missデビル 人事の悪魔・椿眞子』
これはたまりませんね。 悪女フェチの身としては。 菜々緒の視線にゾクゾクしてしまいます。 ...
【品川読書会】第13回(2018年4月11日)
品川読書会もおかげざまで1周年を迎えました。毎月開催でのべ13回目の開催となりました。今回は男女2名ずつの参加で、初のアウトドアでの開催の試みでした。 ...