昨日9月5日、3*3ラボ・フィナーレに参加してきました。未来に向けての創発場であるフューチャーセンターという場の威力を如何なく発揮していました。全国47都道府県に3x3ラボを展開し、ネットワーク化できる時が来る、そんな予感がいたしました。
- 富士ビル3×3LABOフィナーレイベント「さよなら!さんさんらぼ」
(Facebookイベント)
所感1:多様性が生み出す創発場
それなりに足しげく通っていたつもりでしたので、そこそこ知っている人がいるつもりで臨んだのですが、圧倒的に知らない人が多く、アウェイ感が禁じえませんでした。4時間のイベントの間、人が入れ替わっていますので、のべ200から250人はいたのではないかと思います。その中で面識がある人(顔だけでなく名前も分かる人)は、ざっくり30人ぐらいでしょうか。
あらためて、日ごろの人間関係の狭さ、3*3ラボという場が生み出す多様性を実感できました。この多様性がイノベーションを産む原動力になるだろうと感じました。
所感2:全国47箇所に3x3ラボを展開しよう
「3x3ラボへメッセージを書いてね」ということでしたので、こうメッセージを書き残しました。
全国に3x3ラボネットワークを張り巡らそう!
私がかねてから疑問に感じていることのひとつが、これが東京のど真ん中・丸の内だということです。東京一極集中という背景があるからこそ、これだけの多様な人が集まります。裏を返すと、地方の過疎化を促進しかねません。
全国47都道府県に3x3ラボを展開し、ネットワーク化できないでしょうか?
東京で開催したイベントも、他の46箇所に中継し、必ずしも東京会場に参加しなくても、各地でTV会議で参加できるようにします。
この実現のために必要なことは、①場を提供する主体と②運営ノウハウです。決して間違ってはいけないのは、ハコモノ行政にしないことです。
フューチャーセンター・ネットワーク ~1000本の出る杭を立てよう
2012年1月21日、フューチャーセッションズの野村さんが「フューチャーセンター・ネットワーク ~1000本の出る杭を立てよう」と提唱しました。
3x3ラボの運営主体であるエコッツェリア協会と運営事務局である企業間フューチャーセンターは、すでにこの運営ノウハウを持っています。運営ノウハウを各道府県の運営主体に移管していくことにより、実現可能ではないかと思います。
フューチャーセンターは、未来に向けて創発場です。日本に今必要なのは、少子化・高齢化に萎縮するのではなく、未来に向け社会を創造していくことに他なりません。
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