先月読んだ本を紹介します。しっかり書評を書こうと思うとなかなか筆が進まないこともあり、区切りのよい一月分で、まとめて紹介します。



昭和前半の思想家である中村天風氏の本は初めて読むことになりました。非ビジネス書からビジネスを学ぶ3分プレゼン会で紹介を受けた本です。大変な逆境の人生を歩まれ、悟りの境地に達したことがよく分かります。昨今、脳科学が進展したこともあり、ダニエル・ピンクの『ハイ・コンセプト』やピーター・センゲらの『出現する未来』、オットー・シャーマーの『U理論』など、右脳の働きや潜在意識の重要性を説いたベストセラーになったビジネス書が多いですが、脳科学も未知だった1960年代にそのことを既に説いていたこともあり、時代の先駆者と言えそうです。


田原総一朗氏と秋元康氏の対談本です。田原氏が妙にTwitterでAKB48についてはしゃいでいると思ったら、対談本が出版されました。


秋元氏について誤解していたかもしれません。彼は単なる成功した芸能プロデューサーどころか、一流の経営者です。本書は一級のビジネス書と言えるかもしれません。秋元語録の中から気に入った4つを選んでみました。

  • 根拠のない自信
  • 戦略なき戦略
  • 時代と合気道をする
  • 成功しない理由を見つけない



4月から「ワールドカフェ」を再考しようと考えていたわけですが、一度「対話」の原点に立ち返ろうということで、対話の元祖ということで、ソクラテスに至りました。ソクラテス自身は対話を重んじたため、著作を残していません。著作はすべて弟子のプラトンによるものです。『ソクラテスの弁明』は、死刑判決に臨むソクラテスの言葉が綴られています。しかし・・・思ったよりやや難解で、一読しただけでは腹に落ちず・・・


ソクラテス・カフェにようこそ
クリストファー・フィリップス
光文社 ( 2003-06-24 )
ISBN: 9784334961565


著者のクリストファー・フィリップスは「ソクラテス・カフェ」という対話の場を設けていて、本書はそのルポルタージュです。対話のテーマは「人生」、「我が家」、「友情」、「愛」等、まさに哲学的なテーマです。そう、「対話」って「哲学」なんだようなぁ、とあらためて感じる次第。


HONZ主宰、成毛眞氏の新著。もともとこのブログ自体、成毛氏に触発されてはじめたこともあり、成毛氏の著書は定期的にチェックしています。成毛氏の選書は、濃すぎてなかなか真似できそうにありません。


八重の桜 二
山本 むつみ
NHK出版 ( 2013-03-26 )
ISBN: 9784140056264


大河ドラマ『八重の桜』のノベライズ本(脚本を後から小説化)の第二巻になります。山本覚馬の「どこで間違ったんだ、会津は・・・」という台詞がなんとも心に残ります。従来、幕末は、薩長が正義、幕府が悪として描かれることが多いわけですが、会津には会津の正義があったんだと印象づける言葉ですね。


長くなるので、一旦、ここで切ります。


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