ジョシゴトカフェ
企画に携わった2012年10月29日の「ジョシゴト“女子x仕事”」カフェ


企業間フューチャーセンターのリレーコラムに寄稿しました。自分のブログにも再掲しておきます。




矢島奈生子さんよりバトンを引き継ぎました杉浦直樹と申します。IT企業で社全体の営業力強化施策とR&D投資業務を担当しています。企業間フューチャーセンター以外にもPTA役員を務める等、複数のコミュニティの運営に携わっており、コミュニティをいかに創造していくかが、昨今の私の関心事のひとつになっています。


未来創造の場への参加の誘い

フューチャーセンターというのは、さまざまなステークホルダーが参加する未来志向の対話の場です。その名前からして、「未来」に向けての課題解決をする場、創造の場です。


今日、日本にはたくさんの社会問題があります。財政問題、エネルギー問題、安全保障問題、社会保障問題、少子高齢化問題。元をたどれば、1990年のバブル崩壊以降、経済が低迷したままであることが原因であることは言うまでもありません。しかし一体、なぜ、日本は低迷したままなのでしょうか?政府が悪いのでしょうか?政治家が悪いのでしょうか?企業が悪いのでしょうか?


私はこう考えます。その責任は国民一人ひとりにあるのではないかと。特に私の世代である40代の責任は重いと考えています。現在の我々の社会を創造したのは、我々自身です。ほかの誰かでは決してありません。


非正規雇用が増加したのは企業が悪いとか、原発事故は原発村の人間たちが悪いとか、そうした人のせいにするのはもうやめにしませんか?そのようなことをおっしゃる方々も、企業が生産・提供している商品・サービスを利用しているのではありませんか?かつて原発が発電した電気を使っていたのではありませんか?原発停止によって新たに発生した問題、化石燃料の利用が増え、日本は貿易赤字に転落したことを良しとするのでしょうか?


一体全体、人のせいにして、社会のせいにして、企業のせいにして、国のせいにして、なにか問題がひとつでも解決するのでしょうか?誰かが問題解決してくれるのを待っているだけでいいのでしょうか?なぜ自分たちの問題とは考えないのでしょうか?TheirではなくOurではないのですか?


現在の日本社会のさまざまな問題を作ったのは、我々日本国民一人ひとりです。10年前、20年前に、今日起こりうる問題に対し、適切に対処してこなかった、未来を創造してこなかったから、現在のさまざまな社会問題があります。(たとえば少子高齢化という問題は20年前にも予見できていたことです。)現在の問題が20年前に起因しているため、20年前に子どもだった現在の20代から30代前半の人たちには、責任はありませんでした。


しかし、これからは違います。10年後、20年後の未来は、現在の20代・30代も含めた大人たちすべての人々の創造力にかかっています。日本の未来の創造主体は、われわれ一人ひとりなのです。


人間一人ひとりができること、創造できることは、たかが知れています。しかし協働することにより、1+1を2にではなく3にも4にもできます。いや10にも100にもできるかもしれません。協働とは、自らの強みを活かし、自らの弱みを他者に補完してもらうことです。強みを最大限発揮することにより、創造性はぐーんと高まります。そんな智恵を出し合い協働し未来を創造する場こそが、フューチャーセンターです。


今、このコラムを読んでいる方で社会問題の解決になんらかの関心があり、しかし自分一人ではなにもできていないことに忸怩たる思いを抱いている方がいるのなら、ぜひ企業間フューチャーセンターの門を叩いてください。お待ちしています。


杉浦直樹

Future Innovation Cafeには2011年から参加。Future Innvation Cafe #14「パーソナルメディア戦略」ではメインプレゼンターを務め、#44「ジョシゴト“女子x仕事”」では企画に携わる。また、Future Innovation Cafeの経験を活かし、ワールドカフェのメソッドをNPO法人ZESDA(日本経済システムデザイン研究会)へも持ち込み、プロデュース・カフェを立ち上げる。


次のランナー(今回のランナーによる紹介)

次のランナーは西出恵美さんです。西出さんと最初にお会いしたのはやはり2011年ごろでしょうか?2013年、企業間フューチャーセンターは大きく飛躍する年になります。そんな企業間フューチャーセンターの方向性を大局的に捉え的確な助言を与えているのが、西出さんです。




関連書籍

リレーコラムを書く際に念頭にあった本を紹介します(本ブログのみの記載)。


ピーター・ドラッカーの、社会課題を解決をするのはもはや国家や政府ではなく、都市のコミュニティやNPOだという言葉に衝撃を覚えました。


出現する未来 (講談社BIZ)
P. センゲ, O. シャーマー, J. ジャウォースキー, 野中 郁次郎, 高遠 裕子
講談社 ( 2006-05-30 )
ISBN: 9784062820196


この本を読んだ時に以下のようにメモを残しておきました。


社会におけるありとあらゆる問題は、他人事ではなく、自分と繋がっている、自分と相互に影響し合えっている、そのことに気づき、内省し、行動することによって、自分と一体となった新しい未来が出現する、


今回のコラム執筆にあたり、このメモを見たわけではありませんが、結果的にまったく同じことを言っており、本書から多大な影響を受けたのかもしれません。


ポジティブな人だけがうまくいく3:1の法則
バーバラ・フレドリクソン
日本実業出版社 ( 2010-06-24 )
ISBN: 9784534047243


この2冊を題材に、ポジティブな未来を描くための2冊というブログ記事を2年前に執筆しました。




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