今日は朝からなんと刺激に満ちた一日だったのでしょうか?
今朝、六本木の不動産屋さんで開催された「おがぷら」という朝活に参加してきました。毎日欠かさずブログを更新をしている、東京朝活読書会の主宰者小川晋平さんのブログのハウツーが聞けるからです。ゲストとして、ソーシャルおじさんこと徳本昌大さん、そしてもう一人のブロガー中島大希さんが登壇しました。
参加した後、ブログを書きたいという衝動に襲われました。そのあとは仕事なのでやむをえず、夜になって今、今朝のことについてブログ記事を執筆中です。
Facebookの時代だからこそブログへ回帰
実はそのことが分かっていて、2010年の12月からのこのブログを実名ではじめたのですが、徳本さんにそう言われて、分かっているけどできていない自分に、徳本さんの言葉がグサグサ刺さりました。
というのは、おはずかしながら、2年半前にも私はパーソナルブランドを説いていました。
「パーソナルメディア戦略」スライド公開
Facebookの中での投稿は、Facebookの中でしか見れません。しかし、Facebookは情報をタイムラインの下へ下へと押し流していきますが、一見、リアルタイムに更新情報が流れて便利に見えますが、実は後から自分の投稿したことすら検索ができなくなってしまっていることを意味しています。Facebookは、リアルタイム性を優先させるため、情報のストック性を犠牲にしています。
Facebookに投稿し続けても、「今」を共有できるかもしれませんが、自分の知の蓄積にはならないのです。
徳本さんの話をきいて、だからブログだよね、とあらためて再認識した次第です。
- Facebook:「今の共有」を優先し、「知の蓄積」を犠牲
- ブログ:「知の蓄積」を優先し、「今の共有」を犠牲
Facebook/Twitterと連携してブログは新たなステージで

ブログが普及しだしたのは、2004年ごろでしょうか?ぐぐると、ティム・オライリーがweb2.0を提唱したのは、2005年でした。私がパソコン通信の世界に入ったのが1995年、ハンドル名で最初のブログを書いたのは2005年でした。当時、ハンドル名でブログを書いた人も多かったのではないでしょうか?
そのブログは1年たらずでやめてしまいましたが、その後、TwitterとFacebookを使い始めたのが2008年。Facebookとともに日本にもいよいよ実名主義が到来し、Facebookが爆発的に普及したのは、つい2年前の2011年でした。
そして今おそらく起きていることは、実名ブログへの回帰です。
実名Facebook+実名ブログで、ブロゴスフィア、双方向の対話の言論空間が生まれました。おそらくこの流れは、今後も続くでしょう。
- ブログ+Facebook:「今の共有」をしつつ、「知を蓄積」
組み合わせることにより、両者の強みと弱みを相殺
東京オリンピックが開催される2020年まで朝活・ブログは続けられるか?
小川さんからそんな問いがありました。2020年は7年後です。今から7年前を振り返ると2006年です。
2006年から現在まで、私が使っていたメディアはほぼ総入れ替えになりました。2006年の私の発言をインターネット上で探すことはできません。
では、2020年はどうなっているかというと、そのままの形で続いているということはないでしょう。ブログもSNSもコミュニティ・朝活・勉強会のあり方も。徐々にではありますが、変化をしていくだろうと思います。成長に変化は必然です。
遊び心
小川さんのブログ術を拝見し、あらためて私の欠点・不足部分を痛切に感じました。それは、私の文体は固すぎ、面白みに欠けることです。肩に力が入りすぎていたようです。
このブログをはじめたきっかけは、2010年12月にHONZ(当時は本のキュレーター勉強会)に応募したことです。当時、成毛眞氏の読書術に影響を受け、自分の読書術を一瞬見失ったことがありました。今は、また、自分の読書術に戻っています。
ですので、小川さんのブログ術を参考するにしても、真似はしません。真似をすると、自分のブログ術を見失います。頻度と面白みについては、参考にさせていただこうと思います。
六本木の不動産屋さん
Facebook、ブログ、そして、オンラインで集った者たちがオフラインで集う朝活などのコミュニティ・勉強会。オフラインには「場」が必要です。シェアオフィスや場所(サードプレイス)を提供される方が、この1年の間に私の周りに増えてきました。リアルな交差点が今後ますます増えていくでしょう。
今日は、六本木の不動産屋さんを経営する小沼さんに場所を提供いただきました。ありがとうございました。
関連書籍
「遊び心」を説いたダニエル・ピンク『ハイ・コンセプト』。私がバイブルにしている本のひとつです。2年前にプレゼンテーションをしました。
第1回プレゼンテーションの読書会『ハイ・コンセプト』
サードプレイスの有用性を説いたのが、同じくダニエル・ピンクの『フリーエージェント社会の到来』。10年後の働き方、10年後に活躍できる人、10年後にになくなる仕事などが、ここ1年話題になっていますが、それらの原点は、やはりこの本にあると思うのです。
コメント