実名でブログを著すことは恥ずかしい

photo credit: Jason Pier in DC via photopin cc


昨日のブログ記事※を書いた後にFacebook上で起きたやり取りを思いながら、表題について書こうと思います。


ただ今、ブロガー増殖中です。あなたもブログを書いてみませんか?


実名でブログを著すことは恥ずかしい

実名でブログを著すことは、実に恥ずかしいです。しかし、いつぞや、快感に変わる時が・・・


インターネット上で実名をさらけ出すことは、恥ずかしいだけでなく、誰に見られているか分からず、攻撃の対象になるのではないかと懸念する声を聞きます。1990年代半ばのパソコン通信の時代、2004年ごろのブログ黎明期、2006年ごろのMixi全盛時代、2008年以降に日本に上陸したTwitter、Facebook、そして現在はGoogle+。


仮に恥ずかしさは乗り越えられるとして、しかし、攻撃されるリスクがあるというのは本当でしょうか?


リスクというのは、すべからく避けるものではなく、ある一定量のリスクを取ることによりその見返りとして何がしかの利益を享受することであるならば、実名ブログは大いに取ってよいリスクです。


実名でブログを書くということもは、自らの考えを自らの言葉で語ることです。それは隷属を断つ自立への道です。


現在、世間で騒がれている言葉の一つに「ブラック企業」なる言葉があります。昔と比べて人材の流動化が激しいのに、なぜそのような企業がいることが許されるのでしょうか。ブラック企業に働いていると言われる人々は、なぜそのような惨状を、インターネットを通じて世に訴えないでしょうか?


バルネラブル(Vulnerable)、リスクは無害化する


社会心理学の言葉で、「バルネラブル」という言葉があります。 人が精神的に傷つきやすい、非難などを受けやすい状態を指します。しかし、社会心理学者の山岸俊男氏はこうとも言います。


自ら進んで情報を発信する人、自発的にボランティア活動を開始する人は、そのことによって自分の立場をバルネラブル(他人から付け込まれたり、利用されたり、非難されたりしやすい状態)にする。しかしバルネラブルな立場に自分の身をさらすことで、そういった人たちは情報を創り出し価値を生み出すことができる。


一般的に、インターネット・ソーシャルメディア上に自らをさらけだすこと(実名で投稿することなど)はリスクでもありますが、弱みさえもさらけだしてしまうことにより、弱みにつけこまれること自体を無害化し、リスクを消滅させてしまうこともできます。自立している人間の足元をすくうことはできません。


リターンは10倍返しだ!

実名でブログを書けば、職場で、コミュニティで、「見たよ」「読んだよ」と声を掛けられます。中には裏で勝手に批評する人、悪口を言う人もいるかもしれません。しかしどう考えても、ポジティブな声>>ネガティブな声です。ポジティブな声は、ネガティブな声の「10倍返し」で返ってきます。


リスクを過大に評価してしまうのは、幻想に過ぎないかもしれません。


さあ、このブログを読んだあなた、ブログを書くなら実名でやってみませんか?





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