新年1回目の朝活読書サロンに参加しました。
今日の参加者は8名。
常連の方が6名、2回目の参加者が2名でした。
今日の読書会を一言で言えば
「読書会は選書手段」だということ。
紹介された本が読みたい本ばかりで困りました!
- 第51回朝活読書サロンCollective Intelligence/プチマダムことみずほさんのブログ記事
紹介した本
機会があれば、別途書評を書きます。本書で紹介されているニセ科学は、故江本勝氏の『水からの伝言』で紹介されている、言葉を理解する水、「ゲーム脳」、「買ってはいけない」有害な食品や日用品、血液型診断などです。中国の加工食品が危険というのは風評被害です。統計的に中国食品が危険という証拠はないとのことです。本書で触れられていませんが、放射線被害騒動、STAP細胞騒動、デング熱騒動など、ニセ科学があふれています。
マスメディアの信頼が失墜した今、かといってソーシャルメディアが信頼に値するかというと、全然そんなことはありません。結局は、情報を摂取する側の人間が情報リテラシーを高めるしかないわけです。
<関連ブログ記事>
- 【書評】『もうダマされないための「科学」講義』①デマを信じやすい人・信じない人
- 【書評】『もうダマされないための「科学」講義』②科学とニセ科学の類似点・相違点
- 【書評】『もうダマされないための「科学」講義』③自然は安全で人工は危険なのか?
- Facebookでデマに引っかからないためにすべき三つの方法
昨日、書評を書きましたので、そちらを参照ください。書評を書いたため、ほぼそらんじて、紹介ができました。
紹介を受けた本のうち、読みたいと思った本
川西さん
『イニシエーション・ラブ』を超えるどんでん返しがあるらしい。かつ泣けるらしいです。『イニシエーション・ラブ』の時も、別の読書会で紹介を受け読みましたが、その後一気に大ブレイクしました。本書も大ブレイクしそうな予感がします。
くっすん
例として示した三択が、プレゼントは1)あげるほうか、2)もらうほうか、3)どちらでもないか。私は「もらう」で手をあげました。みなさん、私にプレゼントをください(笑)。
人間というのは、あげることにより、相手に愛着を持ちます。そしてその原理は、文明社会が始まる前から持ちえた人間の性質ではないかと、ジャレド・ダイアモンドが仮説を立てています。書評を2本書いていますので、そちらを参照ください。
みずほさん
みうらじゅんがきた!ヒットメーカーみうらじゅん氏の企画の出し方のノウハウが詰まっていそうです。どうやって彼は「マイブーム」や「ゆるキャラ」という言葉を流行らせたのか。読者層が異なる複数の雑誌に、同じ内容の記事を出稿しつづけたとのこと。そうすることによって、特定セクターの人たちだけでなく、いろんな人が同じキーワードを知る機会をつくり、ブームになるのを待ち構えているとのことです。
なるほど!
みこさん
どうやら、三島由紀夫の死の予兆が本書に見受けられるとのこと。隠れた三島由紀夫の名作かもしれません。
<朝活読書サロンへの参加記録>
- 朝活読書サロンに参加しました(2014年1月28日)
- 朝活読書サロンに参加しました。(2月26日)/(2月5日)
- 朝活読書サロンに参加しました。(3月12日)~エクストリームな体験
- 朝活読書サロンに参加しました。(4月23日)
- 朝活読書サロンに参加しました。(5月28日)
- 朝活読書サロンに参加しました。(6月11日)~「その本は読まない」と決めたことが収穫
- 朝活読書サロンに参加しました。(6月25日)
- 朝活読書サロンに参加しました。(7月23日)
- 朝活読書サロン(8月6日)~品格のある下ネタの本たち
- 朝活読書サロン(8月6日)~インターネットの未来
- 朝活読書サロンに参加しました。(8月20日)
- 朝活読書サロンに参加しました。(10月8日)今日も濃厚な読書会でした!
- 朝活読書サロン(2015年10月22日)~朝から本に群がる人たち
- 朝活読書サロン(2015年12月10日)
- 【朝活読書サロン】2015年のマイベストから2冊紹介(2015年12月24日)
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