新年1回目の朝活読書サロンに参加しました。

今日の参加者は8名。

常連の方が6名、2回目の参加者が2名でした。


今日の読書会を一言で言えば

「読書会は選書手段」だということ。

紹介された本が読みたい本ばかりで困りました!



紹介した本




機会があれば、別途書評を書きます。本書で紹介されているニセ科学は、故江本勝氏の『水からの伝言』で紹介されている、言葉を理解する水、「ゲーム脳」、「買ってはいけない」有害な食品や日用品、血液型診断などです。中国の加工食品が危険というのは風評被害です。統計的に中国食品が危険という証拠はないとのことです。本書で触れられていませんが、放射線被害騒動、STAP細胞騒動、デング熱騒動など、ニセ科学があふれています。


マスメディアの信頼が失墜した今、かといってソーシャルメディアが信頼に値するかというと、全然そんなことはありません。結局は、情報を摂取する側の人間が情報リテラシーを高めるしかないわけです。


<関連ブログ記事>


シリア―東西文明の十字路 (中公文庫)
フィリップ・フーリ ヒッティ
中央公論社 ( 1991-02 )
ISBN: 9784122017856


昨日、書評を書きましたので、そちらを参照ください。書評を書いたため、ほぼそらんじて、紹介ができました。



紹介を受けた本のうち、読みたいと思った本


川西さん


『イニシエーション・ラブ』を超えるどんでん返しがあるらしい。かつ泣けるらしいです。『イニシエーション・ラブ』の時も、別の読書会で紹介を受け読みましたが、その後一気に大ブレイクしました。本書も大ブレイクしそうな予感がします。


くっすん


例として示した三択が、プレゼントは1)あげるほうか、2)もらうほうか、3)どちらでもないか。私は「もらう」で手をあげました。みなさん、私にプレゼントをください(笑)。


人間というのは、あげることにより、相手に愛着を持ちます。そしてその原理は、文明社会が始まる前から持ちえた人間の性質ではないかと、ジャレド・ダイアモンドが仮説を立てています。書評を2本書いていますので、そちらを参照ください。



みずほさん

「ない仕事」の作り方
みうら じゅん
文藝春秋 ( 2015-11-24 )
ISBN: 9784163903699


みうらじゅんがきた!ヒットメーカーみうらじゅん氏の企画の出し方のノウハウが詰まっていそうです。どうやって彼は「マイブーム」や「ゆるキャラ」という言葉を流行らせたのか。読者層が異なる複数の雑誌に、同じ内容の記事を出稿しつづけたとのこと。そうすることによって、特定セクターの人たちだけでなく、いろんな人が同じキーワードを知る機会をつくり、ブームになるのを待ち構えているとのことです。


なるほど!


みこさん


どうやら、三島由紀夫の死の予兆が本書に見受けられるとのこと。隠れた三島由紀夫の名作かもしれません。




↓↓参考になったらクリック願います↓↓
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村