<目次>
  • はじめに
  • セックスと絡みは違う
  • セックスで得る全肯定感
  • 泣きマン
  • AV男優が捧げる愛
  • 女の性欲
  • やりたい気持ちは止められない
  • 愛情と性欲
  • 幸せなセックスを知るAV監督
  • セックスで傷ついて、セックスで癒される
  • あとがき
  • 解説 花房観音


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11月24日の朝活読書サロンの記事で書きましたが、あらためて、リライトします。


これまで、AV女優の本、風俗嬢の本、AVビジネスの本を読んできました。どれも感銘を受けました。



そしてこのたび、AV男優の本も読むことになったわけです。


本書は、先週の朝活読書サロンで紹介したわけですが、そこには初対面の女性がいました。初対面の女性がいる中で、しかもお隣に座られてしまい、この本を紹介してもよいものかと躊躇しつつポケットに忍ばせていたのですが、参加者の一人シゲさんから隠し持っていることを指摘されてしまいました。さらに、私が紹介する前に写真タイムが来てしまい、本書をポケットから出さざるをえなくなりました。結果的に引込みがつかなくなり、紹介してしまった次第です。


ベッドシーン
photo credit : acworks via photo-ac.com (利用規約)


天才からの転落

さて、本書のタイトルには「偏差値78」とあります。若干、タイトルを釣り気味ですが。


本書の著者、森林原人さんは、中高一貫校として偏差値最高峰の筑波大学付属駒場中学(筑駒)に入学しました。中学入学時点で「偏差値78」というのは真実でしょう。筑駒というのは、卒業生の半分ぐらいが東大に進学するような大学です。残りのほとんども東工大・一橋大・京大、早慶上智でしょう。MARCHでは、すでに落ちこぼれです。


そして、森林さんの大学進学先は専修大学。しかも一浪です。恐らく高校の同級生には顔向けができないでしょうし、筑駒へ進学したことを知っている小学校時代の同級生にも顔向けできないでしょう。そして、専修大学でも筑駒から来ていることは、ある意味恥だったと思います。そして案の定、大学では友達が一人もいなかったと本書で告白しています。ご愁傷様です。(専修大学出身の方、気を悪くされたら、ごめんなさい。)


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見つけたポジション

そもそも中学進学時点で、周りが凄すぎて場違いなところに来てしまったと悟ったとのこと。しかし、そんな彼が見出した自分のポジションが「エロ」でした。エロ知識だけは、誰にも負けないことに気づいてしまったのです。ゆるキャラブームを作ったみうらじゅん氏は、人生の3分の2をエロいことを考えてきたと述べていますが、森林さんの場合は、もっと多くの時間をエロいことを考えて過ごしたに違いありません。そして興味が募るあまり、大学在学中にAV制作の現場の門を叩き、入門してしまいます。



最初の一年ぐらいは汁男優(端役)でしたが、二年目ぐらいから絡み(つまり本番)を任せられるようになったとのこと。これを天職であると見出し、途中親バレして親との関係が難しくなった時もありましたが、今日まで17年間、AV男優を続けています。


『セックス幸福論』

そんな森林さんがAV男優を続けて悟ったこと。それは、セックス自体を肯定すること。セックスが好きであることを卑下する必要は全くないし、セックスを恋愛感情抜きで純粋に楽しむことも肯定します。


もちろん、愛にはセックスがあったほうがいい。しかし、セックスに愛が必要かというと、必ずしもそうでもない。あまり型に嵌め過ぎないほうがいい。そう森林さんは指摘します。


食欲や睡眠欲と異なり、性欲だけは相手が必要です。だから、相手のことを慮る必要もあるわけですが、相手も満足させなければならないと感じてしまうと、それも違うなと。あくまでも自分が楽しむ。その結果、相手も楽しめばそれでよし。自分が楽しんだのに相手が楽しめなくても、自分を悪く思う必要がない。あくまでも、自分を認めること。


アドラー心理学でいうところの「嫌われる勇気」や、『アナと雪の女王』の「ありのまま」の自分を認めることに通じるものがあります。性欲があり、セックスしたい、セックスが好きな自分を認めること、それが本書の主題です。



初対面の女性の前で・・・

なにしろ、本書は一ページの間に「セックス」というキーワードが10回以上も出てくるような本です。セックス、セックス、セックス、セックス・・・・早朝から初対面の女性が隣に座っているのに、どうしてこの本を紹介できましょうか?


そう思ったけど、紹介してしまいました。


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