著者 :
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
発売日 : 2014-05-02


毎年、正月の休みの間に映画を観に行くのですが、2019年は観たい映画が見当たらず、DVDでも借りてこようかと思ったのですが、番組予定を見ると、東京MXテレビでアカデミー賞特集があるのを知り、本作品ともう一作品(『巴里のアメリカ人』)を録画しました。




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1950年代のアカデミー作品賞作品

アカデミー作品賞

『イヴの総て』は1950年のアカデミー作品賞受賞作品です。1950年代のアカデミー賞受賞作品をふり返ると以下のとおり。

1950年 イヴの総て 観た。
1951年 巴里のアメリカ人
1952年 地上最大のショウ
1953年 地上より永遠に
1954年 波止場 観た。マーロン・ブランドの出世作
1955年 マーティ
1956年 八十日間世界一周
1957年 戦場にかける橋 観た。
1958年 恋の手ほどき
1959年 ベン・ハー 観た。


観ているようで意外と観れていません。鑑賞したのは、本作品を含めて10作品中4作品でした。



アカデミー作品賞ノミネート作品

毎年5作品ずつノミネートされていますので、10年間で50作品がノミネートされたことになります。残る40作品から観たことのあるのは以下の4作品でした。


1951年 欲望という名の電車 ヴィヴィアン・リー
1953年 ローマの休日 オードリー・ヘプバーン
1956年 十戒 チャールトン・ヘストン
1957年 十二人の怒れる男 ヘンリー・フォンダ


アカデミー主演女優賞

現代も1950年代も共通して、ハリウッド女優には大変美しい女性が多く、主演女優賞作品も気になりますのでチェックします。


1950年 ジュディ・ホリデイ ボーン・イエスタデイ
1951年 ヴィヴィアン・リー 欲望という名の電車
1952年 シャーリー・ブース 愛しのシバよ帰れ
1953年 オードリー・ヘプバーン ローマの休日
1954年 グレース・ケリー 喝采
1955年 アンナ・マニャーニ バラの刺青
1956年 イングリッド・バーグマン 追想(アナスタシア)
1957年 ジョアン・ウッドワード イブの三つの顔
1958年 スーザン・ヘイワード 私は死にたくない
1959年 シモーヌ・シニョレ 年上の女



『イヴの総て』のレビュー


あらすじはWikipedia映画.comに譲るとして、登場人物の関係図を表します。横に並べたのは夫婦関係・恋人関係です。


女性 男性
イヴ・ハリントン/20代の新進女優 -
マーゴ・チャニング/40歳の大女優 ビル・サンプソン/演出家
カレン・リチャーズ/当初はイヴのよき理解者 ロイド・リチャーズ/劇作家
- マックス・フェビアン/劇場主
- アディソン・ドゥイット/批評家
カズウェル/20代の新進女優 -
フィービー/イヴの後を狙う? -


当初、憐れみを誘う清楚な女性のイヴ・ハリントン(アン・バクスター)が、ビル・サンプソン、ロイド・リチャーズという男たちを巧みに籠絡し、また、敵対する女カレンには、それまでの清楚な雰囲気から豹変し悪意のある表情を見せつける様子は、悪女好きな私にはたまりません。しかし、そんなイヴも、批評家のアディソン・ドゥイット(ジョージ・サンダース、本作で助演男優賞獲得)には見抜かれてしまいます。ちなみに、本作品では無名時代のマリリン・モンロー(カズウェル役)も出演しています。


いづれにせよ、裏の顔を持ち男を巻き込んだ女同士の戦いに興味は尽きません。



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