かねてより注目していた新進の書店。「読書会主催者の集い 5月26日(日) の会場となったため、行ってきました。場所はJR西荻窪駅から徒歩5分ぐらい。写真のとおり、間口はやや狭めです。





店内を見た瞬間、本の少なさに気づきました。店主にお話を伺うと、大手取次の配本制度※を使わず、中小取次経由で買取が主とのこと。選書に対する店主のこだわりが垣間見れます。



左奥に、「本x音楽フェア」。確認しそびれたのですが、Book Ground Music(ブックグラウンドミュージック)とのコラボかな?



BREWの名の通り、ビール本の棚もありました。


※配本か買取か?

年間8~9万冊の新刊が出版されるといいますので、毎日200~300冊の新刊が世に送り出されている勘定になります。これらの本は、出版業界の問屋である取次が選書し、書店へ配本します。書店側は欲しい本だけをセレクトし、後は送り返します。また売れ残りも返品できます。書店の本棚の本は、書店の在庫ではなく、出版社の在庫です。書店は販売分のみを取次に支払い、取次は仕入と返品を相殺して出版社に支払いいます。本の流通は、再販制度・販売委託制度・取次の信用機能により成り立っています。


しかし、一部の作家は販売委託制度に反対し、たとえば村上春樹は書店による買取が原則と聞いたことがあります。


ノンフィクション作家の佐野眞一氏は『だれが「本」を殺すのか』で、電子書籍や古書店ではなく、再販制度・販売委託制度が出版ビジネスを破壊するであろうと2001年の時点で警鐘しましたが、残念ながらその警鐘通りになりました。


情報があふれる現在において、書店に必要なのは目利き能力・キュレーション能力であることは間違いありません。再販制度・販売委託制度に守られていると、この能力が身につきません。天狼院書店やBREWBOOKSのように、自らが販売した本を買い取って販売することで、目利き能力が養われ、顧客への提案力向上、顧客創造へと繋がります。




以上



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