若きウェルテルの悩み (まんがで読破)
ゲーテ, バラエティアートワークス
イースト・プレス ( 2009-09-30 )
ISBN: 9784781602202


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昨年末、世界の文学作品を読むと決めた際の1冊です。『ほかの誰も薦めなかったとしても今のうちに読んでおくべきだと思う本を紹介します。 (14歳の世渡り術)』や、古くは桑原武夫氏の『文学入門』で推薦されています。


時に18世紀のドイツ。ワールハイムにやってきたウェルテルは舞踏会にてシャルロッテと出会う。9人姉弟の長女のロッテは亡くなった母親代わりに弟妹の面倒を見る。そんな健気なシャルロッテに恋に落ちるウェルテル。彼女の弟妹も仲良くなり、幸せのひと時を過ごすが、シャルロッテにはアルベルトという許婚がいた。


シャルロッテとアルベルトは結婚することになるが、失意のうちに出奔し、シャルロッテの前から姿を消すウェルテル。新たな土地で仕事に没頭するも、人間関係がうまくいかない。再びワールハイムに戻り、旧知の作男(小作人)が、雇い主の未亡人のへの想いから殺人を犯してしまう。作男と自分を重ねたウェルテルは、苦悩の末、アルベルトから借りたピストルで自殺を図る。


こんな話なのだけど、Wikipediaであらためて確認すると、作者ゲーテ自身の失恋が題材になっているそうな。本書執筆時点でゲーテは25歳。


『或る女』で自らの三角関係を題材にした有島武郎、『痴人の愛』で自らの姪との恋ならぬ恋を題材にした谷崎潤一郎、『蒲団』で弟子入りした娘をモデルにした田山花袋、ローマ字日記で自らの痴態を著した石川啄木、姪を妊娠させた島崎藤村など、明治大正の日本の文豪たちは、自らの恋愛・痴態を小説に書き上げたのですが、ゲーテはその先駆者と言えそうです。


若きウェルテルの悩み (新潮文庫)
ゲーテ
新潮社 ( 1951-03-02 )
ISBN: 9784102015018

ウェルテル・ロッテとその弟妹
若きウェルテルの悩み
source : Wikipedia (license : CC0)


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