企業間フューチャーセンター主催のビジネス×フィロソフィー Lab の第3回に参加しました。第3回のお題は「創造性はどう育むのか -北欧の教育から考える-」です。私的総括としては、教育を変えるにはまず大人が変わること、国・自治体レベルがすべきことは教育哲学を持つ学校の層を増やすこと、だと考えます。
- 日時:2018年11月20日(火)19:00~21:00
- 場所:東京都千代田区麹町1-4-4 LIFULL HUB
- 主催:一般社団法人 企業間フューチャーセンター
- イベント告知ページ・Facebookイベント
- 【プログラム】
- イントロダクション 5分
- ゲストトーク1『デンマークで見た「生きる力」 を身につける教育』(Pachiさん) 30分
- ゲストトーク2『企業を取り巻く文化・哲学と教育の交差点』
(Shinji Steve Umeda / 梅田 眞司さん ) 40分 - ダイアログ(ビデオ、ダイアログ、発表) 50分
- クロージング 15分
メモ1:ゲストトーク(デンマーク) by Pachiさん
- 森のようちえん
- アウトドアの幼稚園。
- 過保護にならない。助けない。ちょっと危険なことをしても見守る。
- 子どもの間違いを否定しない。一緒に考える。
- ルールが少ない。ルールは子どもの敵
- 森の小中学校
- 学校がつまらない、先生が怖いという概念が分からない。
- Pachiさんがなくしたいもの
- 理不尽な連帯責任
- 損得と忖度
メモ2:ゲストトーク(フィンランド) by Shinji Steve Umeda / 梅田 眞司さん
- 教育を変えるにはまず大人が買わないとダメ
- 幸せな社員は創造性を3倍、生産性を1.3倍にする。
- フィンランドメソッドは存在しない。
- 手法ではなく哲学
- 学習者中心x国家戦略・戦術、理想と現実の一致
- モチベーションとは内発的動機・フィードバックの循環
- 社会構成主義
- 対話:受け止める、のではなく、受け留める
- ナラティブ(主観)
- 多様性
- 協働 ⇔対義概念:集団(外発的)
- 教育者教育
- 大学の平均は学部卒ではなく修士卒(但し5年間)
- 教育学部は1年生から教育実習
- 幸福学
- 成長
- 感謝
- 楽観
- 独立
- イノベーションとは
- 「明日のあたりまえ」
- イノベーションと偏差値は相関がない:∵偏差値の低い学校に対し社会構成主義的な教育を実践したところ、偏差値の高い学校と差異がなかった。
私がShinji Steve Umeda / 梅田 眞司さんにお話した内容
Dead Teachers Society
- 教育業界における展望・教育業界のパラダイムシフト : なおきのブログ
- 未来の学校(仮称)のフューチャーセッション~LIFE SHIFT・パラレルキャリアの実践の一形態 : なおきのブログ
- 未来の先生展2018出展(9月16日)に向け、エデュカソンRのパイロットを実施 : なおきのブログ
- 未来の先生展2018「エデュカソンRで創ろう!僕立・私(わたし)立の夢の学校」(9月16日)のご案内 : なおきのブログ
哲学と美術鑑賞
山口 周
光文社 ( 2017-07-19 )
ISBN: 9784334039967
- 【書評】『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』(その1) : なおきのブログ
- 【書評】『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』(その2)美意識のある会社・ない会社 : なおきのブログ
- 【書評】『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』(その3)美意識を鍛える4つの方法 : なおきのブログ
フィリップ ヤノウィン
淡交社 ( 2015-01-10 )
ISBN: 9784473039798
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