Muslim girls at Istiqlal Mosque in JakartaMuslim_girls

image from Wikipedia under license of CC BY-SA 3.0



私はいったいイスラムの何を知っているのだろう?


と問われると、ほとんど何も知らないと思っています。


シンガポールに駐在していた折、シンガポールにはもちろんマレー系のイスラム教徒もいますし、一緒に仕事をしていた人にもイスラム教徒はいました。また、マレーシアでも仕事をすることが多く、お客さんにもイスラム教徒はたくさんいました。


宗教というよりも人種によるものなのかもしれませんが、マレー系のイスラム教徒たちはみな、温厚で笑顔がたえず、どこかちょっとおっちょこちょいのところがあって憎めない、そんな人たちでした。私にとってのイスラム教徒は、そんなイメージです。


上の画像はWikipediaで見つけたインドネシアのイスラム教徒の女の子たちの画像ですが、ちょうど私にとってのイスラム教徒はこんなイメージです。


イスラム国についての理解


いわゆる「イスラム国」は、イラクとシリアをまたがった地域に勢力を伸ばしているわけですが、彼らの動きを見ていると、20世紀に英仏が引いた中東の国境線を全否定しているような気がしてきます。かつてのイスラム帝国のように、アフリカ北部から中東、トルコ、ペルシャ、アフガニスタン、パキスタン、そして旧ソビエト連邦であった中央アジア諸国を含む広大なイスラム教徒が多く住む地域を、ひとつの国に統合しようとしているようにも見受けられます。



中田考氏、常岡浩介氏どちらともイスラム教徒で、いわゆる「イスラム国」とコネクションのある方ですが、日本政府は彼らを使いません。彼らがテロリストの一味である可能性は否定できません。しかし、「敵を知れば百戦危うからず」と言われるように、日本国政府には、敵をも欺くしたたかさ、老獪さでもって、そのような人物でさえも手持ちの情報カードの一つとして利用すべきではないかと思います。


私が読んだわずかなイスラム関連の本


自らのバーチャル本棚をたな卸ししてみると、私が読んだイスラム関連の本は、わずか3冊でした。


原理主義から世界の動きが見える (PHP新書)
小原 克博, 中田 考, 手島 勲矢
PHP研究所 ( 2006-09-16 )
ISBN: 9784569655772


本書の著者3人のうちの一人が、先の中田考氏です。いわゆる「イスラム国」のような過激派集団を、かつて報道であ「イスラム原理主義者」と呼称していましたが、ふと気づくと、最近は言わなくなりました。「イスラム原理主義」なるものは、キリスト教徒である欧米側が勝手に名づけたものであって、当の本人たちは原理主義を名乗ってはいません。そもそもイスラムの原理とは何かというのも、スンナ派、シーア派、それぞれ細かな宗派によって異なるようです。


中田考氏がたとえ異端な人であっても、異端な人の知識・智恵を拝借することは可能です。



わたしはマララ: 教育のために立ち上がり、タリバンに撃たれた少女
マララ・ユスフザイ, クリスティーナ・ラム
学研マーケティング ( 2013-12-03 )
ISBN: 9784054058460


昨年、ノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイの自伝です。過激派が住まう地域のイスラムの少女から見た現実が浮かび上がります。




あぁそうだ、この方もイスラム教徒です。ほとんどイスラムとは関係ありませんが、一イスラム教徒から見た日本という点で、私は評価しています。もちろん、イスラム教徒を代表した意見ではありません。一個人の意見ですが、そういうふうに見えているのか、というのは、目から鱗でした。



イスラム関連の未読書


矢継ぎ早に、いわゆる「イスラム国」関連の本が出ています。



今度、読もうと思います。


イスラム国 テロリストが国家をつくる時
ロレッタ ナポリオーニ, 池上 彰
文藝春秋 ( 2015-01-07 )
ISBN: 9784163902111


HONZの内藤潤さんが、さっそく書評を書きました。彼は相変わらず書評最速!そしてHONZからもう一人。




池田信夫氏のブログで見つけました。「イスラム国」が国境線を否定し、国をまたがる地域を統合しようとしていると思うようになった一つのきっかけです。



こちら↓は著者池内恵氏のブログです。最新記事を読んでも、論理立てて説明されていると思います。すごく参考になります。



こちら↓は永江一石氏のブログ。



なるほど!イスラム国は癌細胞みたいなものか。欧米やイスラム諸国が脅威に感じる理由が分かりました。


コーラン〈1〉 (中公クラシックス)
藤本 勝次, 池田 修, 伴 康哉
中央公論新社 ( 2002-07 )
ISBN: 9784121600349


日本をこれから救うにはイスラム教しかないだろうなと確信さえしている。


思わず共感してしまいました。世界の国々のひとたちをひきつけるイスラムの魅力とはなんだろうか?


『コーラン』、読んでみようかな。




↓↓参考になったらクリック願います↓↓
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村