暗闘
山口 敬之
幻冬舎 ( 2017-01-27 )
ISBN: 9784344030633

<目次>
  • 第一章 安倍・トランプ会談の衝撃
  • 第二章 トランプ陣営の正体
  • 第三章 安倍・トランプ時代の日米関係
  • 第四章 官邸と外務省の暗闘
  • 第五章 日露交渉
  • 最終章 安倍外交が目指すもの
  • あとがき


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【書評】『暗闘』トランプとの電撃会談の背景、親ロシア派の意味、ケミストリー : なおきのブログ


日米露中四か国関係

さすがに外交の細部には疎かったのですが、そのぜひはともかく、本書によると安倍首相とトランプ大統領の四か国関係に関する利害は一致していそうです。GDPの増大に合わせて軍事費を肥大化させる中国は、日米とも脅威です。オバマ大統領は親中路線を貫きましたが、トランプ大統領は親ロシア路線へ舵を切りました。本書によれば、トランプ大統領に外交のお手本を示したのは安倍首相とのこと。結果的に、日米露のトライアングルができます。


そして第五章では日露交渉を扱いますが、これは昨年12月の日露共同声明です。本書の発売日は1月27日。あとがきを読むと1月に入ってから執筆されていたようで、ギリギリのところまで書き上げたことになります。


日米露中関係


本書は安倍首相のプロパガンダか?

それにしても、本書をそのまま鵜呑みにしてよいのか、一つの疑問が生じます。交渉内容について、あまりにも生々しすぎるからです。なぜ著者の山口氏は安倍首相の交渉の裏側まで知っているのでしょうか?著者と安倍首相の近さを考えれば、安倍首相本人が語っていると考えられますが、一方で、前著『総理』であそこまで内情暴露をされていることを知りながら語ったとなると、書かれていることを知りながら語ったことになります。


つまり、本書は安倍首相の恣意に基づくプロパガンダと言えなくもありません。


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