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【書評】『一生モノの教養が身につく世界の古典 必読の名作・傑作200冊』


第五章は文学作品です。5ジャンルの中で読んだことのある本・タイトルを知っている本が一番多かったジャンルです。


第五章 物語を味わいながら世界を感じる

『カラマーゾフの兄弟』 ドストエフスキー ◎サ
『復活』 トルストイ ×
『モモ』 ミヒャエル・エンデ
『火の鳥』 手塚治虫 □※
『カムイ伝』 白土三平
『罪と罰』 ドストエフスキー ◎サ
『門』 夏目漱石
『セメント樽の中の手紙』 葉山嘉樹 ×
『人間の條件』 五味川純平 ×
『オイディプス王』 ソポクレス △サ
『存在の耐えられない軽さ』 ミラン・クンデラ
『人間の運命』 ショーロホフ ×
『林檎の木』 ゴールズワージー ×
『夜叉ケ池 天守物語』 泉鏡花 ×
『かわいい女・犬を連れた奥さん』 アントン・チェーホフ ×
『小説 陸軍』 火野葦平 ×
『花ざかりの森・憂国』 三島由紀夫 △※
『口語訳 古事記』 三浦佑之 ◎サ
『今昔物語集』
『御伽草子』
『雨月物語』 上田秋成
『四谷怪談』 廣松保
『第三の男』 グレアム・グリーン
『モーパッサン短篇集』 モーパッサン
『晩年』 太宰治
『蒲団・重右衛門の最後』 田山花袋
『海底二万里』 ジュール・ベルヌ
『こころ』 夏目漱石
『ブリキの太鼓』 ギュンター・グラス
『キングダム』 原泰久
『二十四の瞳』 壺井栄
『孤独の賭け』 五味川純平 ×
『蟹工船・党生活者』 小林多喜二
『邪宗門』 高橋和巳 ×※
『長いお別れ』/『ロング・グッドバイ』 チャンドラー ×
『猫と庄造と二人のをんな』 谷崎潤一郎
『ファウスト 悲劇第一部』 ゲーテ ◎サ
『二百回忌』 笙野頼子 ×


記号 凡例 数量
原著を読んだ。 2
異訳本/解説本/マンガで読んだ。 8
どんな本か知っている。説明できる。 2
タイトルは知っている。 14
× タイトルも知らなかった。 13
齋藤孝の『古典力』で紹介されている 5
読みたい 3


原著を読んだのは『モモ』と『こころ』。定番中の定番といったところでしょうか。異訳本・解説本・マンガ等で詠んだのは8冊。租の中で『蒲団・重右衛門の最後』のうち、『蒲団』のほうは原著で読了しています。薄い内容なのですぐに読めますが、出版社によっては他の作品と合わせて一冊になっているということで、ここではもう一つの『重右衛門の最後』のほうは未読につき、◎にしました。



Naoki's Selection~読みたい本リスト~

『花ざかりの森・憂国』


昭和を代表する作家・三島由紀夫の処女作『花ざかりの森』は16歳で書き上げたと言われており、すでに天才作家の片鱗が見えるとのこと。また『憂国』は二・二六事件を取り扱います。三島由紀夫のその分筆力は一体どこからきているのか、初期の作品を読むことでその一部でも垣間見れるのではないかと予感します。


『火の鳥』


大人になってから手塚治虫を読むと、子どもの頃には気づかなかった強烈な社会批判と異常なまでの耽美審があります。まだ短編ものしか読んでおらず、子どもの頃に読んだことがあるのは『ブラックジャック』ぐらいです。それ以外に長編と言えば『アドルフに告ぐ』や『ブッダ』、そして『火の鳥』。子どもの頃に見た、邪馬台国を舞台にした映画『火の鳥』を思い出します。しかし幼すぎたため、映像や物語の展開は記憶にあるものの、テーマ性についてはほとんど記憶にありません。大人になってから読めば、手塚が投げかけた深淵なるテーマに否が応でも向き合うことになると期待します。



『邪宗門』


1965年の作品であり、武装蜂起した新興宗教「ひのもと救霊会」をテーマにした作品。国家に弾圧された「ひのもと救霊会」もまた、武装することで自らが弾圧する側に回ります。フィクションとは言え、のちにオウム真理教が武装集団になったことを考えると、いつなんどき、日本国内に新興武装勢力が誕生してもおかしくありません。


読みたい本はまだまだつきませんが、有限の時間に比して読みたい本は多すぎます。そのため、自らが読むべき本を選ぶ点において、また、読めない場合でもその概略とポジションを理解する上でも、先駆者が一時フィルタリングしてくれた選書本というのは大いに役立ちます。2010年代を代表する読書家・佐藤優(著)の選書本である本書は大いにお薦めします。


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