金曜日にはマララ・ユスフザイがノーベル平和賞を受賞しました。この動画は2013年7月12日での国連でのスピーチです。スピーチの最後の30秒弱を書き出してみました。16分25秒からです。


Let us pick up, Let us pick up our books and our pens.

They are the most powerful weapons.

One child, one teacher, one book and one pen can change the world.

Education is the only solution.

Education first.

Thank you.

本とペンを手に取ろう。

本とペンは最もパワフルな武器です。

一人の子ども、一人の先生、一冊の本、一本のペンが世界を変えることができます。

教育こそが唯一の解決策です。

教育が先決です。

ありがとう。


<マララについて>


わたしはマララ: 教育のために立ち上がり、タリバンに撃たれた少女
マララ・ユスフザイ, クリスティーナ・ラム
学研マーケティング ( 2013-12-03 )
ISBN: 9784054058460



教育が戦争をなくす


近世以降、識字率の低さは貧困を招きます。特に男女の識字率の格差は、その地域を戦争に駆り立てます。幕末の殺伐とした雰囲気も男女の識字率の差が原因です。地域紛争やテロリズムをなくすには、女子教育こそ重要です。Education is the only solution. Education first.というマララの言葉は正鵠を射ていると思います。17歳の女子が言ったので、非常に説得力を持ちます。男子が言っても、ここまでの説得力は持ち得ないでしょう。



反対の視点


もちろん、別の視点も必要だと思います。はたして、タリバンを一方的に悪と決め付けてもよいのだろうかと。


マララをめぐる過度な報道に西側のプロパガンダ臭が最初からついてまわっていたのはたしかだ。マララが11歳のときからつけているという反タリバーン的な内容の日記が2009年にBBCラジオで流されたことがきっかけで、彼女は反タリバーンのオピニオンリーダーに祭り上げられた。そこには彼女の通っていた学校を運営する、詩人でもある彼女の父親の影響も当然強いだろう。だが、彼女の意見はパキスタン国内でかならずしも支持されているわけではなく、国連スピーチのあとは西側メディアの賞賛とは裏腹に、パキスタンのオンラインサイトは、マララのスピーチに対する反発のコメントであふれかえったという。


第一次世界大戦で戦勝国となった日本は、英米にとってあらたな脅威になりました。対英米戦争は、英米による日本に対する憎悪・挑発行為も原因の一つだったと私は考えています。1990年に冷戦が終わると、対ソ連に対する防波堤となっていたアフガニスタンやイラクが、今度はアメリカと敵対することになりました。2000年以降、アフガニスタンとイラクが置かれている状況は、第二次世界大戦前の日本と同じです。


そして、現在において、朝日新聞、クマラスワミ報告、ニューヨーク・タイムズが慰安婦問題について誤ったメッセージを世界に発信してしまったため、日本は世界からあらぬ誤解を受けています。


私はたしてイスラム社会を正しく理解しているのか、イスラム主義なるものを正しく理解しているのかというと、否と言わざるをえません。盲目的にマララのノーベル平和賞受賞を賞賛し、一方的にタリバンをバッシングすることは、日本をよく知らないアメリカ人が慰安婦問題において日本をバッシングするのと等しき愚行になります。


このような機会こそ、イスラム社会を正しく理解する必要性を感じます。この本を読もうと思います。



↓↓参考になったらクリック願います↓↓
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村