DeNAの著作権侵害問題で、一躍クローズアップされた「プロバイダ責任制限法」。キュレーションサイトの投稿者のみならず、ありとあらゆるソーシャルメディア利用者が、権利侵害を訴えられる側になる可能性があります。


このブログはlivedoorブログで書いていますが、livedoorブログの運営は、LINE株式会社です。12月9日LINE株式会社より、とあるメールを受け取りました。


「メール内容の無断転用、転載は禁止」と注釈があり、そのまま転載できませんので、かいつまんで説明すると、次のようになります。私のあるブログ記事からとあるサイトへのリンクが不自然なリンクと判断されることにより、Googleから制裁を受ける可能性がある、よって、12月16日までに不同意の申し出がなければ「送信防止措置」を講ずるというものです。


早速、該当記事とリンク先サイトを確認しましたが、具体的に不自然な箇所が見当りませんでした。そこで、不同意の旨、以下のように返答しました。


お問合せいただきました件につきまして、
一旦、不同意とさせていただきます。

権利侵害理由とありますが、該当リンクのどこがどのように不自然なのか、私には理解しかねます。権利侵害を訴え出た方は、どこがどのように不自然なのか、ご説明いただくよう、お願いします。


これに対し、「送信防止措置」は行わない旨の返信があり、やり取りは終了しました。不自然理由についての説明は一切ありませんでした。


このやり取りから分かったことは、LINE株式会社が愚直までに機械的に「プロバイダ責任制限法」に則った対処を行ったことです。「機械的に」というのは、LINEの担当者は私のブログ記事のチェックすら行っていなかったということです。


「プロバイダ責任制限法」とは


このことをなぜ思い出したのかと言いますと、今日、以下のBuzzfeedの「プロバイダ責任制限法」に関する記事を読んだからです。秀逸です。



DeNAのサイトが一斉閉鎖に追い込まれたのに対し、同じ問題を指摘されているNaverまとめは、著作権侵害の訴えに対し、それは投稿者の問題でありプロバイダであるLINE株式会社は直接の対応はしないとしています。DeNAが指示をして記事を書かせた当事者(つまりプロバイダではなくメディア)であるのに対し、Naverまとめは、あくまでも場を提供している立場(つまりプロバイダ)で、記事作成の当事者ではありません。Naverまとめを運営しているLINE株式会社は、「プロバイダ責任制限法」を忠実に守っていると言えます。


LINE株式会社が「プロバイダ責任制限法」を忠実に守っている結果、冒頭に述べた通り、私自身も権利侵害の訴えを受けることにつながったわけです。


全ての情報発信者が訴えられる可能性がある


DeNA問題で、著作権侵害、プロバイダ責任制限法がクローズアップされたおかげで、今後、ソーシャルメディアで情報発信する人誰にも、プロバイダから「送信防止措置」を講ずることに対する照会が来る可能性があります。「送信防止措置」とは、該当記事・該当発言の削除、あるいは最悪の場合、アカウント停止措置です。


しかし、恐れる必要はなく、プロバイダ自身が内容理解をしているとは限らず、「理由不明につき不同意、理由説明を求む」旨を返信すれば、説明責任は相手側に移転します。それで説明がなければ、終了です。



なかなか情報量が多くて読めませんが。。。

ちゃんと内容を理解して説明できれば、今なら有料化できますね。


送信防止措置の流れ
credit : 一般社団法人テレコムサービス協会
via プロバイダ責任制限法関連情報Webサイト (license : CC BY-ND)


私が遭遇したのは、実際にこの下側の手続き通りでした。


追記


LINE株式会社からプレスリリースが出ました。



「権利侵害への対応」を行う旨記載があります。プレスはNAVERまとめについてですが、livedoorブログにも同様の措置を取っていると理解しました。


(12/28 23:53追記)


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