- 全写真はこちら:会津若松・只見線・SLみなかみの旅(2014年夏)(Flickr)
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上越線(小出~水上~高崎)
最後はSLの旅です。
- 1107 小出発
- 1239 水上着
- 1520 水上発 SLみなかみ
- 1713 高崎着
水上駅で下車し、少し時間がありましたので、昼食を取り、温泉へ。
本当は、小出~水上間の途中、たとえば越後湯沢あたりで途中下車したかったのですが、越後湯沢~水上間というのは、一日に片道5本の電車しか走っていないことに気づきました。かつて毎時1本以上の特急電車が走っていた路線なのに。途中下車をしてしまうと、SLの出発時間に間に合わなくなるため、途中下車はあきらめました。
その分、水上駅で十分な時間が取れましたので、10分ほど歩き、日帰り入浴可能な温泉につかってきました。おかげさまで(?)お肌がツルツルになりました。
(余談ですが、上越新幹線は、JR発足前に開通しました。JR発足後に開通した新幹線の並行在来線のほとんどがJRから分離されて第三セクターになったことを考えると(信越本線軽井沢~長野間、東北本線盛岡~青森間、鹿児島本線八代~川内間)、もし上越新幹線開通がJR発足後だったら、上越線も第三セクターになったのではないでしょうか。)
水上駅にて
芸術文化としての蒸気機関車
実は、蒸気機関車の乗車は初めてです。
- 悪く言えば、乗り心地は決してよくありませんでした。
- 良く言えば、蒸気機関の力強い駆動力・律動感が客車まで伝わってきました。
律動感があるということは、エネルギー利用効率が悪いということです。その結果、よりエネルギー効率の高い蒸気機関車は電車に取って代わられました。
20世紀半ばにメディア論を論じたマーシャル・マクルーハンは、古い環境が新しい環境に置き換わると、古い環境は芸術になると言いました。マクルーハンが論じたのは、映画とテレビの関係です。テレビ登場前、映画は卑俗的でした。テレビが卑俗的な地位を奪うと、映画は芸術文化になりました。
同じことは蒸気機関車と電車の関係にも言えます。庶民の足としての蒸気機関車&客車は、電車に取って変わられ、蒸気機関車は芸術文化になりました。蒸気機関車を保存せねばならぬ理由は、そこにあります。
関東周辺の蒸気機関車 (Steam Locomotives you can ride on nearby Tokyo)
関東近辺を走る蒸気機関車をまとめてみました。いづれ、全部踏破したいものです。
- 名称:SLパレオエクスプレス
- 型式:C58
- 型式:C11型、C12型、9600型
- 名称:もおか号
- 型式:C10型、C11型、C12型、C56型
- 名称:かわね路号、さくら号、きかんしゃトーマス号
JR東日本・上越線(高崎~水上)
- 型式:D52型、C61型
- 名称:SLみなかみ
JR東日本・信越本線(高崎~横河)
- 型式:D51型、C61型
- 名称:SL碓氷、SLレトロ碓氷
JR東日本・磐越西線(会津若松~新潟)
- 型式:C57型
- 名称:SLばんえつ物語号
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