上越線(小出~水上~高崎)


最後はSLの旅です。


  • 1107 小出発
  • 1239 水上着
  • 1520 水上発 SLみなかみ
  • 1713 高崎着


水上駅で下車し、少し時間がありましたので、昼食を取り、温泉へ。


本当は、小出~水上間の途中、たとえば越後湯沢あたりで途中下車したかったのですが、越後湯沢~水上間というのは、一日に片道5本の電車しか走っていないことに気づきました。かつて毎時1本以上の特急電車が走っていた路線なのに。途中下車をしてしまうと、SLの出発時間に間に合わなくなるため、途中下車はあきらめました。


その分、水上駅で十分な時間が取れましたので、10分ほど歩き、日帰り入浴可能な温泉につかってきました。おかげさまで(?)お肌がツルツルになりました。


(余談ですが、上越新幹線は、JR発足前に開通しました。JR発足後に開通した新幹線の並行在来線のほとんどがJRから分離されて第三セクターになったことを考えると(信越本線軽井沢~長野間、東北本線盛岡~青森間、鹿児島本線八代~川内間)、もし上越新幹線開通がJR発足後だったら、上越線も第三セクターになったのではないでしょうか。)


水上駅にて


SLが牽引する客車スハフ12


12時39分に水上駅に到着した時には、客車だけがすでに停車していました。


SLが牽引する客車スハフ12



約20分前にD51 498が登場



D51を背景に自我撮り



D51とスハフ12



D51 498のプレートと機関士さんたち



渋川駅と高崎駅


渋川駅にて。


在来線特急と後続の各駅停車の列車に追い抜かれます。

その間、乗客が降りて写真撮影。


終点高崎駅にて



芸術文化としての蒸気機関車


実は、蒸気機関車の乗車は初めてです。


  • 悪く言えば、乗り心地は決してよくありませんでした。
  • 良く言えば、蒸気機関の力強い駆動力・律動感が客車まで伝わってきました。


律動感があるということは、エネルギー利用効率が悪いということです。その結果、よりエネルギー効率の高い蒸気機関車は電車に取って代わられました。


20世紀半ばにメディア論を論じたマーシャル・マクルーハンは、古い環境が新しい環境に置き換わると、古い環境は芸術になると言いました。マクルーハンが論じたのは、映画とテレビの関係です。テレビ登場前、映画は卑俗的でした。テレビが卑俗的な地位を奪うと、映画は芸術文化になりました。


同じことは蒸気機関車と電車の関係にも言えます。庶民の足としての蒸気機関車&客車は、電車に取って変わられ、蒸気機関車は芸術文化になりました。蒸気機関車を保存せねばならぬ理由は、そこにあります。



関東周辺の蒸気機関車 (Steam Locomotives you can ride on nearby Tokyo)


関東近辺を走る蒸気機関車をまとめてみました。いづれ、全部踏破したいものです。


秩父鉄道 English

  • 名称:SLパレオエクスプレス
  • 型式:C58

真岡鉄道

  • 型式:C11型、C12型、9600型
  • 名称:もおか号

大井川鉄道 English

  • 型式:C10型、C11型、C12型、C56型
  • 名称:かわね路号、さくら号、きかんしゃトーマス号

JR東日本・上越線(高崎~水上)

JR東日本・信越本線(高崎~横河)

JR東日本・磐越西線(会津若松~新潟)




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