恋するフォーチュンクッキー

私とサシコの出会いは『恋するフォーチュンクッキー』だった。




6月の朝活読書サロンにて紹介を受け、その後、読まずして二回の書評を書きました。



書評①では、サシコの戦略、秋元康氏の成長戦略について述べました。AKB48グループは、単なるアイドルグループではない。秋元康氏の偉業は、人間を育てていることにあることを説明しました。


書評②では、サシコの対人能力の高さについて、触れました。若手ビジネスパーソンも見習うべきところがあります。


そのまま読まないつもりでいたのですが、どこか心に引っかかっていたのか (恋かもしれません(笑))、あらためて読むことにしました。薄い(目次込みで191ページ)、文字が少ない(1ページ13行)、平易な文章ということで、あっという間に読了しました(読書時間80分)。


読んで正解でした。彼女が好きだ。大人ですね。


2015年総選挙1位になってのツイート


読んでみてあらためて分かったこと①:計算高い女


本書の中で「自分は策士だ」ということを吐露しているとは聞いていましたが、あらためて読んで、本当にそのとおりです。

お父さんは超ポジティブ。お調子者で能天気です。お母さんはたぶん、策士なところがある気がする。(中略)

性格って、親で決まるじゃないですか。父親のお調子者で能天気なところと、母親の策士なところ。私は親のいいところを、ふたつとも受け継いでるみたいです。 (P21)

信じられないくらい計算高いと思います。自分にとってどうすれば得かを、常に考えているんだと思う。 (P106)

素直だよねとほめてくれる人もいます。自分では、ただの計算高い女だなと思っています。 (P115)

すごい偉い人にはフランクに、ちょっと偉い人には丁寧に。

(中略)

偉すぎる人って、心が広いんです。(中略)友達モードでいくほうが、むしろおもしろがってもらえる。

でも、中途半端に偉い人って、ちょっとの無礼がムカつくんです。ちょっとの無礼に敏感なんですよ。だからなるべく低姿勢でいく。 (P122)


どうでしょう?計算高い女ですよね?もし、私がサシコと同年代だったら、絶対嫌いなタイプ。だけど今の自分はそんなことがない。というか好き。格好よく言えば大人の余裕。自虐的に言えばMだから(笑)


サシコファン男性は、①大人の余裕がある人、②Mな人、③以下のサシコの言葉に救われた人のいづれかじゃないかな。

ホントの自分なんて、ないんですよ。

巣の自分なんて、ない。

「自分」は、他人が見つけてくれるものだと思います。

これがいろいろな経験をして辿り着いた、私なりの結論です。 (P67)

これ、本当に名言だと思う。達観している。本書を書いた時点でサシコは21歳。21歳の女の子の言葉と思えない。21歳の私では理解不能。だから恋愛対象になり得ない。今はもちろん分かる。この言葉を言い切れるサシコに感謝。


読んでみてあらためて分かったこと②:するどい人間観察眼


じゃぁ、この本を読んだ人が、サシコのことを十分理解して、サシコのように計算高い策士となって成功できるかというと、正直に言いますと、NOです。サシコを年齢以上に大人たらしめている要因が、人間観察眼です。本書では「客観視」と言っている部分です。サシコの観察眼が表れている部分を引用します。

みんなで一緒に上を目指して頑張っているうちに、結果的に気付いたことなんですが、私は4つの作戦で戦おうとしているみたいです。

  1. 土俵を替えて得意分野で戦う。
  2. ファン目線で考える。
  3. 話題にあるフックを仕掛けて全国へ広げる。
  4. 「エースを作る」ことと「打順を回す」ことを両立する。 (P90)

これって、21歳の人間がそんなに簡単に気付くことじゃないと思います。


『逆転力 ~ピンチを待て~』の書評①を参照。


先輩が出演しているテレビがやっていれば見ます。わざわざ録画まではしないですけど、テレビをつけてやっていたらちゃんと見て、ちゃんと感想を伝えますね。自分がそういうことを入れると、すごくうれしいからです。自分がされてうれしいことは、相手もうれしい。それって先輩後輩は関係ないですよね。 (P112)

そう。そこが大切なところ。

中途半端に偉い人って、ちょっとの無礼がムカつくんです。ちょっとの無礼に敏感なんですよ。だからなるべく低姿勢でいく。 (P122)

大人って、「好き」よりも「嫌い」で話をするじゃないですか。「好き」とか「良い」と思ったことについては、わざわざ離したりしないけど、「嫌い」はすぐ言う。「嫌い」で盛り上がる。 (P137)

どうでしょうか?よく見てますよね?人間を。


逆転力


本書の中で、「一人ブルマー」事件を知りました。芸能ニュースにはうといので・・・ということで、画像を貼っておきます。



こうして、はめられていじられても楽しんでいる姿に、『「自分」は、他人が見つけてくれる』という姿勢がよく表れていて、共感を得るのだと思います。こうした姿勢が、ピンチをチャンスに変える「逆転力」につながるのだと思います。


<目次>

はじめに

第一章 ピンチが中を押してくれる

第二章 自分だけの武器を見つける

第三章 振られた伽羅は否定せず受け入れる

第四章 人生最大のピンチと“逆転”の思考法

第五章 “みんなで勝つ”ための戦術 - 指原流プロデュース術

第六章 対人関係に必要なのは“度胸”と“客観視” - 指原流コミュニケーション術

第七章 “アンチ”も力に替える - 指原流仕事術

第八章 “切り替え”と“思い込み”で逆転できる -指原流思考術

第九章 逆転力で楽しく生きる

おわりに



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