保育園



最近感じることをつらつらと書きます。


「保育園落ちた日本死ね!!!」で、一躍脚光を浴びた待機児童問題。この問題がクローズアップされ、解決に向けて動き出した方向感はいいと思うのですが、一方で、違和感も感じています。


保育園整備は偏った子育て支援施策


それは、社会全体の子育て支援の中で、保育園整備というのはずいぶん偏りがある点です。その恩恵を受ける人に偏りが生じている、という点です。少なくとも、未就学児のいない我が家には全く恩恵がありません。


妻は、今でこそ専業主婦を脱し、パートタイムを始めましたが、未就学児が家にいる間は、ずっと専業主婦をしていました。自分の手で育てたいという気持ちを持ち続けていたことと、もう一つは、普通の家庭より少し子だくさんな我が家では、働くということが不可能だったからです。


普遍的な子育て支援施策は?


では、より多くの世帯のカバー率が高い子育て支援の枠組みは何かというと、就学支援であろうと思います。


私は上の子ども三人を私学に通わせましたが、好き好んで通わせたというよりも、選択肢がなかったからです。はっきり申せば、公立中学は、もっと魅力あり、レベルの高い授業をしてくれれば、わざわざ私学に通わせたり、塾に通わせたりする必要がないわけです。


残念ながら、東京の公立中学は、底辺に合わせた教育しかしてくれません。私は、公教育※とは、ある程度能力別に選抜したほうがよいと考えています。上の子をさらに伸ばす教育から落ちこぼれをなくす教育、両方をカバーするためです。もちろん、そうすると多様性を失いますので、数学や英語などは能力別とし、体育・音楽・美術などは別の尺度でクラスをシャッフルするような仕組みが必要かと思います。


※公立小中学・高校だけでなく、社会全体としての教育の枠組み



独身女性に逆風が吹き始めた


もう一つの観点は、職場における独身女性の立場です。30代(場合によっては40代も)以下の世代は、女性の就業継続率がその上の世代より高いと思います。「結婚しない」ことを選択する女性も随分増えたように感じます。「結婚しない」ことは自由であり、独身を謳歌していたわけですが、逆風が吹き始めました。


昨今の子育て支援の風潮は、ある意味価値観の転換をもたらす恐れがあります。今後、「結婚しない」ことを選択することは、いろいろな社会的逆風、社会的差別を受ける可能性が出てきます。


働く子育て女性がマイノリティの時代、子どもの病気などを理由に会社を休む、早退することは、ひんしゅくでした。しかし、今やそれが当たり前になりつつあります。


明日は我が子の入学式です。仕事を休みます。男性がこうした理由で休むことも当たり前になってきました。


職場で、私と同年代の男性はほぼ結婚しています。一方、私と同年代の女性の割合はかなり低く、独身の人も既婚子持ちの人も両方いますが、感覚的には半々ぐらいかなと思います。つまり、40代で独身で働いている人のかなりの割合は女性です。そして、その独身女性たちは、世の中の子育て支援の風潮から取り残されつつあります。


この価値観の転換は、今迄の「結婚すると損」から「結婚しないと損」へと繋がっていくのでしょうか。正直、まだよくわかりません。



photo credit : www.ac-illust.com

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