第19週、長崎を訪れた古山裕一(古関裕而)に、被爆者で病気療養中の永田武(永井隆)にどん底に落ち、地べたに足をつけ、空を見上げれば希望が見えるだろうと言う。そしてどん底の裕一の脳裏に『長崎の鐘』のメロディが降って来る。


第20週、農地改革で土地も家も失ってどん底に落ち、酒とギャンブルに溺れる佐藤久志(伊東久男)に、裕一は、どん底に落ちた僕と君で、若者たちにエールを贈ろうと言う。


時に1948年。高校野球のテーマ曲『栄冠は君に輝く』が、戦争のどん底に落ちた日本にエールを贈る歌として誕生した背景を知ると、この曲の詩、この曲のメロディがぐっとくる。


『エール』中の裕一の言葉にもあるけど、この曲の詩は、勝者も敗者の隔てなく双方を称えているように聞こえる。『栄冠は君に輝く』は、1948年という当時の日本にふさわしく、そして今なお色あせることがない、『エール』というテーマにふさわしい名曲だと思う。


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