妊娠中

出典:pixabay lic:CC0 1.0



先週、職場である女性とこの本についての話題が出ました。メッセージを伝えるべく、あらためてブログに書き残しておこうと思います。2年前にもブログ記事を書きました。



このようなことをなぜ私が語らねばならぬかというのは、ある意味、子宝に恵まれた私の使命、いや天命だと考えています。私と結婚観や子育てについて会話をしたことのない方には不愉快な内容かもしれません。また、これから子どもが欲しいと願っている30代後半の女性にはかなりショッキングな内容です。その点ご容赦願います。


本書を通じてもっとも伝えたいこと


結論から先に書いてしまいます。子どもが欲しいと望んでいる女性は、できれば35歳までに、可能限り20代のうちに第一子の出産を終えておくことをおすすめします。


そんなことは分かってるよ、と多くの人は思うでしょう。年齢とともに体力が落ちるからです。しかし、それだけでは分かったことにはなりません。それよりも重要な事実があるからです。


<目次>

はじめに

第一章 婚活時代は妊活時代(白河)

第二章 教科書が教えてくれなかった卵子の話(齊藤)

第三章 「産めるカラダ」ってどんなカラダ?(白河)

第四章 不妊治療の現場から(齊藤)

第五章 「産みたい」なら、まずは結婚!?(白河)

第六章 妊活時代の妊娠力とは(齊藤)

第七章 共働きカップルの妊活(白河)

第八章 セックスレスが大問題(白河)

第九章 「35歳から」始める産めるカラダのメンテナンス(齊藤)

第十章 妊活の未来は?(白河)

第十一章 齊藤英和x白河桃子 女性を幸せにする妊活

加齢とともに激減する妊娠確率


それは加齢とともに卵子が劣化し、30代後半からは妊娠する確率が急減するという事実です。40代で芸能人が高齢出産すればニュースになりますので、まるで40代でもふつうに妊娠できるような錯覚に陥りますが、かなりのレアケースです。恐らく人知れず不妊治療を受けられている方がその数倍はいるのではないでしょうか?(著者の一人齋藤先生は不妊治療専門の先生です)。アンチエイジングにより美肌は可能ですが、卵子の劣化は止めることができません。


妊娠可能なのは、一ヶ月の間のわずか1~2日です。精子の延命期間を考慮し、妊娠可能日にセックスして妊娠する確率は、20代で5割弱とのことです。それが30代になるとゆるやかに下降し始め、40歳では3%まで低下します。その意味するところは、毎月の妊娠可能日に欠かさずセックスしても、確率的に最低1~2年はかかるということです。


もちろん個人差によるばらつきも相当あるようで、この確率通りではありませんが、平均するとこうなります。これは不妊治療の専門家が言っている事実です。


知っておくべきこと


多くの方がこの妊娠確率が加齢とともに急降下することを知らずに、婚期と子作りを遅らせています。


知っていて遅らせる、子どもを作らないと判断したのなら構いません。知らずに遅らせてしまったたら・・・・40近くになって、もはや自分の妊娠能力はきわめて低いという事実に気づいてしまったら、悲劇ではありませんか。


本書は、そんな不妊治療に関するエピソードがいくつか出てきます。本を読んで泣けてしまったことは何度かありますが、そのうちの一冊が本書です。



ー閑話休題ー



あなたにお薦めしたい本


2年前、二人の女性に本書を読むように薦めました。二人は子どもを欲していました。しかし、先延ばししようとしていました。先延ばししても大丈夫だと思っていました。ちょうど私はこの本を読んだばかりでしたので、それはまずい、と思いました。


しかし、男である私は、妊娠にまつわるようなナイーブな話題を女性に気安くできるものではありません。ですので、本書を読むように薦めました。結果的に、今年になって二人とも出産にいたりました。


『妊活』バイブルを再度紹介する記事を書いた理由は、やはり直接的には伝えにくい内容だからというのも理由の一つです。文章には書けても面と向かっては話にくい内容も含まれるからです。このブログ記事を読んで、気づきを得ていただければと思い、執筆した次第です。


本書は、子どもが欲しいと願っている女性だけでなく、できればそのパートナーとなる男性にも読んで欲しいものです。30代になってからではなく、20代のうちに読んで気づいてほしいです。パートナーとなる女性が30代後半になって気づいても、手遅れかもしれないからです。


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出生数・対外受精治療件数に関する統計情報


本記事を下書きした後、2012年の体外受精の統計情報が発表されました。2012年の関連情報のリンクも貼っておきます。



数字をまとめると次のようになります。


出生数  1,037,101人
うち35歳以上による出産  268,477件
体外受精による治療件数   326,426件
対外受精による出生数 37,953人


体外受精による治療件数・出生数の何割が35歳以上なのか分かりませんが、以下のコメントがあることから、かなりの割合が35歳以上なのでしょう。

専門家は「不妊に悩む30代半ば以降の夫婦の増加が体外受精の増加につながっている。仕事と家庭の両立など、出産や子育てがしやすい環境作りを急ぐべきだ」と指摘しています。(NHKニュースより引用)

また、治療件数と出生数を比較すると分かりますが、わずか11~12%しか成功しません。一人平均10回治療を受けているのでしょうか?仮に一人平均5回とすると、対外受精による治療を受けても半分の夫婦は子どもを授からなかったことになります。


仮に体外受精の治療件数・出生数の8割が35歳以上と仮定します。


35歳以上の出産件数 268,477
35歳以上の対外受精治療件数   261,141
35歳以上の対外受精出産件数   30,362


一人当たり何回治療を受けているのか分かりませんが、出産件数と対外受精治療件数がほぼ同じ数字であること、対外受精は10回に1回しか成功しないという事実を知って、あなたはどう思いますか?


私自身も数字を初めて知って、正直、ショックを受けています。もちろん、統計数字以上に個人差が大きいと理解しています。自分の回りを見渡しても、35歳以上で自然妊娠・出産されている女性がかなり多いです。一人ひとりの個人に関しては、妊娠しやすいのか、妊娠しにくいのか、子作りをしてみるか婦人科にかかってみるかしないと分かりません。いづれにせよ、早めの行動が必要であることは、ご理解いただけるのではないかと思います。


これから子どもを望む多くの方に、妊活の大切さをご理解いただければ幸いです。




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