<目次>
  • はじめに
  • 第一章 老化する卵子
  • 第二章 不妊治療の現場から
  • 第三章 出生前診断、着床前診断
  • 第四章 卵子提供、代理出産
  • 第五章 高齢で妊娠、出産するということ
  • 第六章 それでも高齢出産を選択しますか?
  • おわりに


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本書の著者は、慶應義塾大学医学部名誉教授の吉村泰典先生。第2次安倍内閣(2012年~2014年)では少子化対策・子育て支援の専門家として内閣官房参与として参加された方です。日本産科婦人科学会理事長、日本生殖医学会理事長を歴任されました。


さて、タイトル通り、なかなかの衝撃的な内容です。


やはり35歳までに産んだほうがよい


それが本書を読んだ私の結論です。


35歳までに産んだほうがよい理由


加齢により原始卵胞の数は大幅に減る。

思春期:50~60万個、25歳前後:20~30万個、35歳:2万5千個、ここまで月間1000個のペースで減り、この後ペースは下がるが50歳前後で1000個となり、閉経を迎える。


卵子は新たに作られない

卵子以外の細胞は全て死滅・再生を繰り返すが、卵子だけは母親の胎内にいる時にできてから、ずっと保管され続け、作り直されることはない。


加齢により低下する妊娠率

排卵日近辺でセックスをして妊娠する確率は、20代前半で25%、20代後半で15~20%、30代前半で10%、30代後半で8.3%。


低い卵子凍結保存の成功率

10%以下。卵子凍結保存をして将来に備えるには、10個以上の卵子を凍結しないと意味がない。


加齢によりダウン症の確率が跳ね上がる

生まれてくる子どものダウン症になる割合は、25歳で0.1%、35歳で0.34%、40歳で1%以上、45歳で4.8%。ダウン症とは21番目の染色体が3本になる染色体異常のこと。「21トリソミー」と呼ぶ。他の染色体にも異常はあるが、流産・死産・乳児中の死亡がほとんどとのこと。「21トリソミー」だけが健常者と同様にふつうに生まれてくる。


不妊治療・生殖医療はビジネス

高齢になるほど不妊治療の成功率は下がる。高齢になるほどリピーターとなり、不妊治療を手掛ける産婦人科医にとっては、おいしいビジネス。

米国での卵子提供ビジネスは成功報酬型のため、成功確率を高めるために受精卵を複数子宮内に戻す治療をするとんでもない医師がいる。

不妊治療に頼ると、高額の治療費をむしり取られかねない。


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