紹介した本
5年前に読んだ本です。
どちらかというと我が強いほうの私ですが、そんな我の強さにちょっと嫌気が差した時に、たぶんこの本を選んだんでしょう。
その後、坐禅も取り組むようになり、多少なりとも「自分」から自由になれたのではないかと思いますが、あらためて本書をパラパラ読むと、まだまだ自分で自分の我の強さに振り回されているな、と感じる部分もあります。
2014年は、もう少し寡黙な時間を作ろうと思います。
あれこれ仏教関連の本は読んでいます。どうも西洋哲学は苦手で、仏教・儒教(陽明学)などの東洋哲学のほうが、自分にはしっくり腹落ちがします。
ほかの仏教関連の本
仏教関連で読んだ本の中で一番よかったのは、この本でしょうか。
1930年ごろ日本に駐在していたドイツ人オイゲン・ヘリゲル氏の著書です。弓を通じて禅の世界を解説します。心を無にしたとき、射るべき的が見えます。
なかなかその境地には至れません。
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