出典:東京朝活読書会
先週に引き続き、今週も東京朝活読書会に参加してまいりました。今回のテーマは「旅」です。よくばって3冊紹介させていただきました。
- 【テーマ:旅】7/28(月)エビカツ!~5分で紹介読書会(毎週月曜開催)~第158回
- 前回の参加報告:
東京朝活読書会:2014年上半期のベスト本(7月22日)太平洋戦争関連とエネルギー関連 - 前々回の参加報告:
憧れの女性:音無響子、成岡繭子、篠川栞子~東京朝活読書会【テーマ:憧れの人】
出典:東京朝活読書会
『深夜特急』
一冊目は、バックパッカーのバイブルと呼ぶべき『深夜特急』。全部で6冊あります。この本はシンガポールに赴任していた1998年から2000年の間に読みました。作家沢木耕太郎の自伝です。彼は1970年代に香港・マカオ~タイ・マレーシア・シンガポール~インドからパキスタン・アフガニスタン・イラン・トルコ・イタリア・スペイン・ポルトガル、最後はイギリスと、ユーラシア大陸をほぼバスで横断しました。
『地球の歩き方』が登場して以降でしかバックパック旅行をしたことのない私にとっては、『地球の歩き方』のない時代にバックパックでユーラシアを横断したというのは、憧れの的です。残念ながら、今日において、ガイドブック抜きに時間の余裕を思いっきりとった旅というのは、できそうにありません。
1970年代以前にタイムスリップしたいものです。
『地球の歩き方』
東京朝活読書会で『地球の歩き方』を紹介するのは二度目になります。前回はアメリカ版を紹介しました。『深夜特急』というバックパッカーの話、次の『秘境駅』という秘境の話の間をとって、やや秘境的な国の一つであるエジプトの旅行記と合わせて紹介しました。
紹介したのは94年~95年版です。サハラ砂漠を300キロ横断して、オアシスにたどり着いたことが思い起こされます。日本人のいないところへ行ってやろうと思ったのですが・・・・6時間かけて砂漠を横断した先のオアシスでは、『地球の歩き方』を見て到達したほかの日本人がいました・・・
もう一つの思い出は、ルクソールのハトシェプスト女王葬祭殿(以下の写真)です。私が訪問したのは1994年の9月のことでしたが、その3年後、テロリストにより62名が殺害されました。スロープの上は大きな舞台になっています。日よけも逃げ場もありません。想像を絶する暑さが思い起こされます。
『秘境駅』
最後に紹介した本は『秘境駅』です。人里離れた駅、列車以外で人を寄せ付けない駅。なぜそのようなところに駅があるのだろうか?というところに駅があります。探検をしたい私の血が騒ぎます。今年の夏はどこか秘境駅への旅をしてみようかと思います。
ほかの方が紹介した本
- 『風の歌を聴け』(村上 春樹)
- 『日本人が知らないヨーロッパ46ヵ国の国民性』(造事務所)
- 『旅の指さし会話帳44ミャンマー (ここ以外のどこかへ!)』(浅井美衣)
- 『聞く力―心をひらく35のヒント』(阿川 佐和子)
- 『僕が旅に出る理由』(日本ドリームプロジェクト)
- 『―WONDER SPOT― 世界の絶景・秘境100』(成美堂出版編集部)
- 『ノマドライフ 好きな場所に住んで自由に働くために、やっておくべきこと』(本田直之)
- 『黒と茶の幻想 (上) (下)』(恩田 陸)
- 『玄奘西域記 (1) 』(諏訪 緑)
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