朝活読書サロン2016年4月18日


本日の朝活読書サロン。女性4名・男性3名の参加でした。

朝から濃厚な読書会でした。

本日もお腹いっぱいです。


紹介した本

一冊目がこちら。

エルドリッヂ氏は、日本在住20年以上になる親日派アメリカ人。奥さんも日本人です。専門分野は戦後の日米現代史(政治史)です。自説どおりであれば、日米現代史の第一人者です。日本とアメリカの関係を中立的な視点を持っています。


2009年に海兵隊に招聘され、政治顧問として日本政府との橋渡し役を果たし、またスポークスマンとして広報活動に従事しました。しかし、2015年3月、ペンタゴンにより更迭されました。現在はご自身でシンクタンクを経営しています。


別途書評を書こうと思いますが、本書を読んで「まずい!」と思ったのは、沖縄の海兵隊のモチベーションが下がっていないかということ。反基地運動にさらされてはかないません。


東日本大震災の時、トモダチ作戦で大活躍してくれました。今も熊本地震でオスプレイを出動させ、活動してくれているはずです。私は、日本人はアメリカ海兵隊に感謝すべきではないか、そんなふうに思います。


万が一、不測の事態が発生した時、海兵隊のみなさんは気持ちよく働いてくれるでしょうか?本書を読んで、非常に危惧しました。


もう一冊がこちら。人口消滅最前線という話は、別途書評を書きましたので、そちらをご参照ください。



本書シリーズで紹介される路線に「肥薩線」があります。熊本と鹿児島の間を結びます。新幹線であれば1時間もかからないところを4~5時間かかります。


今、熊本が大変です。「肥薩線」も運行を見合わせています。夏、またどこかに旅行に出かけると思いますが、熊本に行きたい、そう思いました。


紹介を受けた本

金さん

税務署員には、査察官と徴収官がいるとのこと。収入・利益から税額を査定するのが査察官、決定した税額を滞納した場合に徴収するのが徴収官。


恨まれることが多いとのことで、職業はなるべく名乗らない、電話帳には名前を記載しないことが鉄則とのことです。ということは、ソーシャルメディア上での名前の露出も難しいのかな。


教授

知ろうとすること。 (新潮文庫)
早野 龍五, 糸井 重里
新潮社 ( 2014-09-27 )
ISBN: 9784101183183

福島の原発風評被害に対しての警鐘。コピーライターの糸井重里氏と物理学者の早野氏の共著。科学を鵜呑みにしてはいけませんが、科学を無視するのもいかがなものかと。科学否定は、反知性です。同種の本をいくつか読んでいます。


カルナさん


前回につづいて、『カラマーゾフの兄弟』。新潮文庫版での紹介です。三巻で1800ページもあるとか。うーむ。。。安易に手が出せません。


つづいて芥川龍之介。同じ装丁の本が見当たらないけど、新潮文庫版なので、これのはず。短編集で、本書の中に『藪の中』が収められています。


『カラマーゾフの兄弟』と『藪の中』の共通項は、誰が真犯人か、分からないこと。一旦、犯人ではないかと疑われると、一つ一つの行動に意味を求められます。意味を求められたって答えようがないというのに。


シゲさん

岡本太郎以前の芸術家ということで、「あれ?そんなに古い人だっけ?」と思ったら、そうでした。岡本太郎氏が1911年生まれ、イサム・ノグチ氏が1904年生まれです。一時、李香蘭こと山口淑子さんと婚姻関係にありました。


シゲさん、言い忘れたんですが、私、李香蘭の大ファンです。若かりしころの李香蘭は大変な美人でした。


みずほさん

アレクサンドル・デュマ・ペール原作のモンテ・クリスト伯爵。復讐劇らしい。デュマって、『三銃士』や『王妃マルゴ』の作者の方です。このコミック版、ちょっと絵柄がエッチです。


みこさん

スーパーベターになろう!
ジェイン マクゴニガル
早川書房 ( 2015-11-15 )
ISBN: 9784152095756

ケリー・マクゴニガルに双子の姉妹がいました!時間切れで紹介ならず!次回、こうご期待!


朝活読書サロンへの参加記録


2014年
2015年
2016年



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