6月23日以来となる朝活読書サロン。今回は、女性3名、男性3名の6名の参加となりました。歴史、未来だけでなく、しっかりと色物も。いろんな意味で。あまりに色物の話で盛り上がってしまったため、隣の席に座ろうとしていたお二人に、朝から怪しい人たちと思われてしまったのか、我々を避けて別の席に移ってしまいました。


本読書会が終了して、朝からアウトプットしたくてうずうずしていました。一旦、ブログ記事を書き出しておきますが、記事一本では足りないため、追加で二~三本、記事を書く予定です。


朝活読書サロン2016年8月18日関連記事


紹介を受けた本

カルナさん

LEAN IN(リーン・イン) 女性、仕事、リーダーへの意欲
シェリル・サンドバーグ
日本経済新聞出版社 ( 2013-06-26 )
ISBN: 9784532318970


Facebookの美しき経営者シェリル・サンドバーク。一億総活躍者会とは、なかなか女性の活躍が難しい日本ですが、実はアメリカも同じこと。その難しさの原因の一つが、女性の消極性があるという。そう彼女がTEDで語ったのが2010年。本書はその後に書かれたのだと思います。そのTEDの動画こちら↓



アメリカの女性経営者といえば他に、Yahoo!のメリッサ・マイヤー、少し古いところではHPのカーリー・フィオリー。私の個人的な感想では、シェリル、メリッサ、カーリーの順番に悪女になっていきます。


シゲさん


思わず、ジャケ買いしてしまいそうな装丁の2冊。一人の男性をめぐる四人の女性。四人の女性の間に翻弄されたいという願望を持っている私は読むべきなのでしょうか。


レイさん


本書は、読書管理サイトでオンライン積読になっていました。過去の歴史から未来へ。宗教による支配、軍事力による支配、民主主義による支配、そして次の時代は?オランダ、イギリス、そして日本も、軍事力の肥大が国家破綻を招いてきた。次はアメリカの番かもしれない。ISの台頭、まさかのイギリスのEU離脱決議、そして次はアメリカ大統領選でトランプが勝利するのではないかという嫌な予感。民主主義の限界を超えた世界が待っているのでしょうか。


オランダ・イギリス・アメリカという覇権国家の変遷は、『ヨーロッパ覇権史』にも詳しいです。また、世界史を俯瞰する書籍といえば、『銃・病原菌・鉄』があります。読んだ当時、あまりの壮大さにブログ記事が書けませんでした。あらためて別記事として書評を起こしたいところです。



ミズホさん

逃避めし
吉田 戦車
イースト・プレス ( 2011-07-12 )
ISBN: 9784781606019


嫌なことがあったら、嫌なことからは逃避して、料理しようというお話。料理に夢中になれば、嫌なこと忘れ去ります。



キタ――(゚∀゚)――!!

中国四大奇書の一つ『金瓶梅』。岩波文庫版で十巻もあるんですよ。私にとっては、『三国志』と同様、あまりにものボリュームの多さに手をつけられない本です。その『金瓶梅』、現在、竹崎真実さんがマンガを書き下ろしている最中で、現在33巻まで進行中。ミズホさんがマンガ版『金瓶梅』読破を目論み中です。ちなみに私、原作で34巻ある『うる星やつら』(新しい文庫サイズ版では18巻まで)を、読破を目指して現在読書中です。


そんな『金瓶梅』ですが、解説書がありますので、さわりだけでも知りたい方は、岩波新書の『中国の五大小説〈下〉水滸伝・金瓶梅・紅楼夢』がお薦めです。



ミコさん

色の力 消費行動から性的欲求まで、人を動かす色の使い方
ジャン=ガブリエル・コース
CCCメディアハウス ( 2016-05-27 )
ISBN: 9784484161051


トリは、サロンのマダム、ミコさん。色物が多い本読書会ですが、最後もまた色物です。ただし、官能だけでなく、広く一般的に心理学の観点です。「情熱の赤」とか「青は冷静な色」とかなんとか、というやつです。夏に麻を販売するのに、涼しさを表現するため、お店の壁を青くすると、裏目に出るとか。青と黄色は補色関係にあり、白いはずの朝が、青い背景の中では、黄色に見えてしまうとのこと。焼けてるように見えてしまい、売れなくなってしまいます。ほかにもありましたが、補色効果の説明は目から鱗でした。


紹介した本が二冊。

別途、書評を記事を紹介予定ですが、著者のストークス氏、1964年に来日した知日派イギリス人。外国特派員協会の最古参の方です。三島由紀夫筆頭に、1960-1970年代に、政治家や著名な人物にインタビューをしています。その中で出てくる人の一人が白洲次郎。傲慢で、日本在住外国人の間では「金に穢い」奴との評判だったのこと。当読書会では、白洲次郎ファンが多いのですが、本書では別の側面が垣間見れます。



賢者の愛
山田 詠美
中央公論新社 ( 2015-01-09 )
ISBN: 9784120046865


もう一つが、『痴人の愛』ならぬ『賢者の愛』。『痴人の愛』は、28歳のエリートビジネスマンが15歳の少女の美貌と性格に狂わされ、いつしか少女に支配され、喜びを感じてしまう物語ですが、『賢者の愛』では、女が男を支配する構図は同じなのですが、年上は男ではなく女のほう、しかも女45歳、男22歳と23歳違いです。


現在進行形で読書中のため、読了しましたら、あらためて書評を書く予定です。



朝活読書サロンへの参加記録


2014年
2015年
2016年



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