朝活読書サロン2016年9月15日



読書で大切なのは、インプットよりアウトプットです。なぜなら、人はインプットしたことよりもアウトプットしたことを記憶するから。読書会に参加し、本を紹介するのもアウトプットの一つです。


私が参加している「朝活読書サロン」は、隔週で渋谷にて朝7:10から開催しています。現在3年目で、私も常連です。参加者の顔ぶれは、30~50代が中心で、男女比率は半々です。シミルボンと朝活読書サロンは、レベル感があっているように思います。そして、昨日も参加してきました。参加してみたいという方は、コメントをいただくか、Facebookでメッセージを下さい。


さて、昨日紹介した本と紹介を受けた本をここで紹介します。やはり、紹介を受けっぱなしだと、だんだん忘れてしまいます。しかし、アウトプットをしっかり書き出しておけば、記憶に残ります。慣れてくれば、読んでもいないのに読んだ如く語ることもできるようになります。

紹介した本


紹介した本はこちら。フランス文学者で、当時、共和女子大学教授だった鹿島茂氏の著書。悪女と言えばフランス文学、フランス文学と言えば悪女。フランス語でFemme Fatale(ファム・ファタル)は、日本語に直訳すれば、「運命の女」。「運命の女」は、男を翻弄し、身を破滅させます。本書では、11のフランス文学が紹介されています。もちろんすべて、ファム・ファタルです。『椿姫』や『カルメン』などの著名な本から、ファム・ファタルの原点と言われる『マノン・レスコー』など。


鹿島先生は当時、共和女子大学の女子大生に「悪女学」を至難していたわけです。鹿島先生の教え子の悪女と出会ってみたいものです。


そして、もう一つのエピソード。それは、「サロン」とは何かということです。18世紀のフランスの上流階級はもちろん政略結婚が主流でした。未婚女性の恋愛はご法度です。逆に、結婚さえすれば恋愛(不倫)がオッケーなのが、フランスの上流社会。「サロン」とは、上流階級の女主人が独身男子たちを侍らせるための集いでした。その間、亭主は留守がいいということで、高級娼婦のところへ行っていたとのこと。


日本が一夫一妻制になったのは、キリスト教の影響を受けた明治維新後。日本も江戸時代までは、結婚と恋愛が分離していて、側室、お妾さんを持つことが当然でしたし、長屋住いの庶民の奥様方は、複数の男にシェアされていたそうです。



紹介を受けた本については、書評サイト・シミルボンへ。



朝活読書サロンへの参加記録


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2015年
2016年



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