2016年も残すところあと1日となりました。昨年は年末に読了ベスト10を選ぼうとして難儀したため、今年は四半期単位でベストスリーを選んでいます。まだ1日ありますが、第4四半期のベストスリーを選びます。いや、3つだけ選ぼうとしたのですが、絞り切れずに、ベストシックスになってしまいました。まずは6つとも紹介します。


『椿姫』 デュマ・フィス(著)

椿姫 (新潮文庫)
デュマ・フィス
新潮社 ( 1950-12-06 )
ISBN: 9784102009017


フランス文学の古典です。全く予想だにできなかった名作でした。なぜもっと早く読んでいなかったのかと悔やまれます。ベルディ作のオペラで有名ですので、クラシック音楽に親しみのある方なら知らない人はいないのではないでしょうか。そのオペラの原作の小説です。


椿姫こと、マルグリット・ゴーティエは、フランス・パリの娼婦です。マルグリットに一目惚れした青年貴族のアルマンの誠実で熱心なアプローチで、マルグリットもまた、アルマンに心を開き、恋に落ちます。しかし、娼婦と恋仲になったことは、本人たちはよくても周りが認めません。マルグリッドのことを想うと、胸がはち切れそうになります。



『〈インターネット〉の次に来るもの―未来を決める12の法則』


インターネットがもたらした社会変革。さらにこの後どのような変化をもたらすのでしょうか?ビジネスパーソン必読書ですね。あまりにも情報量が多いため、8本のブログ記事を書くことになりました。



『細胞が自分を食べる オートファジーの謎』


10月3日、大隅良典東工大栄誉教授が、ノーベル生理学・医学賞を受賞されました。お題目は、オートファジーです。オートファジーとは、細胞内でタンパク質をアミノ酸に分解する作用のことです。なぜ、タンパク質を壊してしまうのか?実は、壊して作り変えることが生命体の成長には必要不可欠なのです。端的な例が受精卵からの細胞分裂や、昆虫の幼虫から蛹、成虫へと至る変態です。



『アドラー心理学入門―よりよい人間関係のために』


一昨年、ブレイクした『嫌われる勇気』。その著者岸見一郎氏が17年前に書いたのが、本書です。アドラー心理学とは、とどのつまり、「自己受容」であり、「ありのまま」の自分を受け入れることです。それを、別の表現をすれば『嫌われる勇気』となるのでしょう。書評を書こうと思いながらも書きそびれて今日に至ります。新書でありながら、中身は濃密です。


『読書と日本人』

読書と日本人 (岩波新書)
津野 海太郎
岩波書店 ( 2016-10-21 )
ISBN: 9784004316268


読書の歴史の本です。菅原道真の時代から源氏物語、藤原定家、銀閣寺による書院の登場、キリシタン増加の背景、江戸時代の町民文化、寺子屋による識字率の向上、明治維新、雑誌、円本、文庫の登場、雑誌の変容、そして年間80000冊出版される時代となり、電子書籍の時代が来ました。この読書の歴史の全貌が一冊にまとめられています。朝活読書サロンで紹介しましたが、あらためて書評を書きたいところです。



『人生を変える読書 無期懲役囚の心を揺さぶった42冊』


2件の殺人を犯し刑務所に収監された無期懲役囚・美達大和氏。月間100冊の読書をこなす美達氏のお薦めの42冊です。この中には私がすでに読了した本が9冊ありました。また、これから読みたい本を9冊見つけました。順に読んでいこうと思います。


私と全く異なる人生を歩んだ美達氏。そんな美達氏から見た読書感。一人の人間として、共感できる部分も多々あります。大変な経験をしてしまったがために、特に「命」や「生きる」といった命題に対しては、並々ならぬ深い洞察がありました。



これで、第3四半期まで合計9冊、第4四半期の6冊と合わせて合計15冊のベスト本を選びました。さて、この中から10冊に絞るべきかどうか、ちょっと中途半端な感じもしますので、あと1日考えます。



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