知的な美女読書
YUKA150912596015_TP_V
model: Yuka Kawamuraぱくたそ利用規約


四半期ごとにマイベストスリーを選んでいます。昨年度まで年間ベストテンを選んでいたのだけど、1年分を一気に選ぼうとすると、大そう難儀をしました。なので、今年は四半期に一度ずつ選び、その上で年間大賞を選びたいと思います。


前四半期の選定はいろいろ悩んだのですが、今四半期のマイベストスリーは、すんなりと決まりました。


『赤めだか』立川談春(著)


立川流の落語家であり、テレビドラマ『下町ロケット』で佃製作所の経理部長を演じた立川談春。そんな彼の著書である本書を知ったのは、ひょんなことがきっかけでした。今年の4月に、以下のスライドが私の周囲でバズりました。本書を題材に、企業の人材育成を解説していたのです。



企業の人材育成に携わる身として、日本の古典芸能から学べるエッセンスがあるのなら、これは読まねばなるまいと思い、そして読みました。結果的に★★★★★(5つ星)です。


なお、『赤メダカ』は、昨年末にTBSよりテレビドラマ化されていたのですが、私自身が元々テレビをほとんど見ないこともあり、その存在を本書を読むまで知りませんでした。


本書は成長の物語ですが、二つのメッセージがあると受け止めました。

  1. この世は不条理・理不尽であることを踏まえつつ前へ進むこと
  2. 徹底的な徒弟制度



『リーダー論』高橋みなみ(著)

リーダー論 (講談社AKB48新書)
高橋 みなみ(AKB48)
講談社 ( 2015-12-22 )
ISBN: 9784062198967


以前、指原莉乃の『逆転力』を読んだ時も感じたのですが、AKB48というのは、ある意味、人間学の学校のようなものです。人間としての成長をものすごく感じます。いや、成長どころか成熟の領域に達している。


そして、総監督を務めていた高橋みなみ。


正直、高橋みなみって、全然興味なかったし、特徴ある顔でもないから、集団の中に埋もれるともう誰だかわかんなかったんですよ。その程度の存在でしかなかった、私にとっては。「総監督」という肩書は知ってけど、「なんなの?それ?ふさげてんの?」ぐらいにしか思っていませんでした。


しかし、本書を読んで、なるほど、300人を率いる総監督の器だということが分かりました。そこいらの中間管理職や経営者よりも、人間として成熟しています。ファンを無視し、テレビで内向きな謝罪をやらかし、醜態をさらした某男性グループより、人間として格が上です。芸能界というのは、覚せい剤やら麻薬やら手に染める輩が後を絶ちませんが、高橋みなみは、人間として道を外れることはありません。本書を読んで、私はそう確証しました。


けどね、最初っからそんなに立派な人だったわけじゃないんですよ。本人曰く、引っ込み思案で、決してリーダーシップを発揮するような子ではなかった。ここまで成長したのは、AKB48というチームを率いた結果だと思うのです。


そして気づきました。なぜ、AKBファンの男の子たちは何枚も握手権を買ってしまうのか。



『悪女入門 ファム・ファタル恋愛論』鹿島茂(著)


悪女フェチの私としては、本書はMUSTの本です。


そもそも、「悪女」の定義とはなんでしょうか?私の最初の悪女書評から引用してみます。

女とは、男の人生に幸福をもたらしたり、男の人生を成功にみちびいたりする存在ではありますが、時にその妖艶な色気でもって、男を惑わせ悩ませ狂わせ、破滅に導く魔性の存在でもあります。


日本にも悪女はいますし、西洋にも悪女がいます。恋愛の国、フランスでは、悪女を表す言葉として、ファム・ファタール(Femme Fatale)という言葉があります。Fataleは英語のFatal、つまり「運命の」という意味です。Femme Fataleを直訳すれば「運命の女」です。しかし、運命の女神といったような肯定的な意味ではありません。運命を狂わす女、魔性の女という、否定的な意味です。そして、本書では、以下のように定義しています。

「恋心を感じた男を破滅させるために、運命が送りとどけてきたかのような魅力を持つ女」(ラルース大辞典を著者が直訳)


本書の著者、鹿島茂氏はフランス文学者です。本書を執筆した当時、共立女子大学で教鞭を取っていました。そして、鹿島氏は、フランス文学というのは、ほとんどが不倫文学だというのです。なんということでしょうか!



次点


ベストスリーには入れなかったのですが、四番目として、この本を選びました。


英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄』ヘンリー・S・ストークス(著)


イギリスは、資本主義・民主主義の先輩であり、現在でも世界にもっとも影響力のある国の一つだと思っているのですが、そんなイギリスにも、アメリカに対する葛藤があること、また、日本駐在の外国人記者クラブのルーツが分かったことが、私が本書を読んで知り得たことです。



写真素材について


「ぱくたそ」という利用料無料サイトを面白ハンター経由で知りましたので、利用させていただきました。まもなく写真ストック数が10000枚を超えます。利用させていただきます。


ぱくたそは、高品質・高解像度の写真素材を無料(フリー)で配布しているストックフォトサービスです。面倒な利用報告や枚数制限、会員登録も不要です。待ち時間もありません。



↓↓参考になったらクリック願います↓↓
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村