2017年も早いもので、第1四半期が終わりました。昨年と同様、2017年も四半期毎に読了ベストスリーを選んでいこうと思います。


『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)』

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)
リンダ グラットン, アンドリュー スコット
東洋経済新報社 ( 2016-10-21 )
ISBN: 9784492533871


一冊目は『LIFE SHIFT』。文句なしです。この本はスライドに起こせたらいいなと思います。着手済なのですが、なかなか進みません。どこかで発表の機会があると切羽詰まって仕上げるのですが。2本書評を書きました。


【書評】『LIFE SHIFT』(その1)100年時代の人生戦略 : なおきのブログ

リンダ・グラットンの前著『ワーク・シフト』を読まれた方は多いかと思います。先日の朝活読書サロンでも数名読まれていました。その時は読まなかったのですが、新作が出たということで、あらためて読み始めました。本書を読むまで、75歳まで働き、80代前半に亡くなるだろうと思っていたのです。ところが本書によれば、我々世代は90歳まで生き延びてしまう。引退年齢を80歳まで引き上げる必要がありそうです。

naokis.doorblog.jp

【書評】『LIFE SHIFT』(その2)ワーク・ライフ・アンバランスの現実 : なおきのブログ

22歳で働き始め、65歳で引退、90歳まで生き延びると、43歳年の勤労生活に対し、25年の引退生活を賄う必要があります。その場合、所得に対して29%(=25/43*50%)の積立が必要です。しかし、年金はこの寿命の延長を考慮に入れていません。また、野口悠紀雄氏のモデルも、この寿命の延びまで考慮していません。

naokis.doorblog.jp

『テイクチャージ 選択理論で人生の舵を取る』

テイクチャージ 選択理論で人生の舵を取る
ウイリアム・グラッサー
アチーブメント出版 ( 2016-09-09 )
ISBN: 9784866430010


二冊目はグラッサー博士の選択理論に関する本。たくさん出ている博士の本の中から遺作となる本書を選びました。すべての行動は自らの選択の結果です。過去と他人は変えることはできませんが、自分と未来、自分が採るべき行動は選ぶことができます。精神科医であるグラッサー博士。脳科学と行動のメカニズム、批判や葛藤への対処など、眼から鱗でした。


【書評】『テイクチャージ 選択理論で人生の舵を取る』 : なおきのブログ

昨年来、仕事上、営業職社員のキャリアデザインの在り方を考えています。あれはたしか昨年7月のヒューマン・キャピタルだったと思いますが、アチーブメントという会社に出会いました。法人向けの研修だけでなく個人向けのキャリア教育も手掛けている会社です。そのアチーブメントの根幹となっている理念がウィリアム・グラッサー博士が提唱した「選択理論」です。

naokis.doorblog.jp

批判するべからず~『テイクチャージ 選択理論で人生の舵を取る』より : なおきのブログ

「批判」がダメなら、どのように相手と折り合いをつけたらよいのでしょうか。本書では、「共通のイメージ写真を持つこと」だとしています。もちろん100%一致させることは不可能でしょう。しかし、一致するところを見つけ出し、一致するところを増やす努力はしたほうがよいのでしょう。

naokis.doorblog.jp

『総理』

総理
山口 敬之
幻冬舎 ( 2016-06-09 )
ISBN: 9784344029606


三冊目の選択は迷いました。他の候補は『元検事が明かす「口の割らせ方」』『「学力」の経済学』。しかし、転向を迫られたという点で、本書を三冊目に選びました。


著者の山口敬之氏は、安倍首相の番記者だった人で、第一次安倍内閣退陣のスクープを取りました。


【書評】『総理』その1:転向・暴露・ジャーナリスト : なおきのブログ

このブログでも一貫して、特に財政政策について私は安倍政権を批判してきました。しかし、どうやら安倍政権支持に転向せざるを得ないようです。安倍政権の支持率は総じて高く、政権運営はきわめて安定しています。表面的にはそう分かるのですが、実のところなぜうまくいっているのか、その理由がはっきりとは分かっていませんでした。しかし本書を読んでみて、その理由に納得できました。

naokis.doorblog.jp

【書評】『総理』その2:インテリジェンス・官僚・トランプ、そして・・・ : なおきのブログ

なぜ安倍政権支持に転向したのかについて説明すると、一言で申せば「インテリジェンスがある」からです。その前の民主党政権に「インテリジェンスがなかった」と対比すれば分かりやすいです。本書には、他のメディアでは取り上げられることのない安倍政権の内政面・外交面での水面下の情報収集・情報分析・かけひき・交渉がふんだんに書かれています。恐ろしいほどの内情暴露です。

naokis.doorblog.jp



↓↓参考になったらクリック願います↓↓
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村