前回10月8日に続き、朝活読書サロンに参加しました。今回は人数を拡大し、ブクブク交換&キシャポンを兼ねています。
「キシャポン」とは・・・本を喜捨すること。持ち寄った不要な本を売り、販売金額を寄付します。
「ブクブク交換」とは・・・喜捨した冊数分だけ、場に出された本からもらうことができます。
つまり
「ブクブク交換&キシャポン」は、本の寄付と交換会を兼ね備えたものです。
紹介された本たち
この中で気になったのは『英雄の書』の著者・黒川伊保子さん。平易な脳科学の分野の著書が多いとのこと。『夫婦脳』、『恋愛脳』、『鈍感な男 理不尽な女』など、気になるタイトルの著書が多いです。
持参した本たち
3冊持参し、図書館で借りた本書を除き、他の2冊は喜捨。『日本国憲法』は、平和憲法だと思っていたのですが、「平和憲法じゃないよ」という驚愕の事実。著者の日高義樹氏は、1935年生まれで、1960年代から90年代までNHKに勤務、ワシントン支局長も歴任された方です。NHK時代も含め、インタビュー相手として登場してくる人物がすごい。カーター、ブッシュなどの大統領経験者、キッシンジャーなどの政府要人、マッカーサー配下のキャノンらの要人、ガルブレイスやドラッカーなどの学者。
『日本国憲法』と日本の独立と『日米安全保障条約』は、不可分であったこと、日本人にとって終戦(敗戦)によって時代の断絶があるように錯覚していますが、アメリカ人にとっては、戦前と戦後は一つの流れとなっており、決して断絶はしておらず、戦前に信用できなかった日本を戦後も信用していなかったこと、こうした状況を、「平和憲法信者」は見落としがちです。
ああ、書き足りない。別途書評を書きますね。
- 【書評】『 アメリカが日本に「昭和憲法」を与えた真相』(11月1日)
三島由紀夫の短編集で、10個の作品から成ります。『女神』、『接吻』、『伝説』、『白鳥』、『哲学』、『蝶々』、『恋重荷』、『侍童』、『鴛鴦』、『雛の宿』、『朝の純愛』。谷崎潤一郎ほどではないにせよ、三島由紀夫もまた、女性を美化し偶像化する傾向にあります。『女神』、『白鳥』、『蝶々』、『雛の宿』といったタイトルに、三島が偶像化した女性像が表れています。
本書は、6月に行った天狼院書店で購入しました。
ダイヤモンド社 ( 2015-10-10 )
時間がたりなくて紹介しませんでしたが、ちょうど書評を書いたところですので、そちらを参照ください。
ブクブク交換に提供された本たち
さて、紹介タイムが終わり、今度は喜捨&交換用に持っていた本を場に出します。全体像を撮影するには、椅子に乗らないと入りきらないので、靴を脱いで椅子に乗って撮影したのですが、それが運の尽き。
椅子から降りて靴を履いている間に、まるでバーゲンセールの会場のように、あれよあれよという間に場から本が消え、気づくと、物色しようかと思っていた本がすでに何冊も消えてしまいました。
ブクブク交換で入手した本たち
ということで、入手した本はこちらです。
著者紹介欄を見ると・・・・はずれを引いてしまいました。しかも、私が粗製濫造の出版社だと思っているD社。
この本を場に提供いただいたMさん曰く、ハズレですとのこと。この著者の方は「いい男選び」を一生懸命訴えているようですが、Mさんは「男をいい男に育てるのが女の役目」と言い、「そうだそうだ」と思わず意気投合しました。
当読書会は、女性参加者が多いのですが、「KING、KING」と煽てられ、きっと、いい男に育てられているのだと思います。
もう一つの本がこちら。モロのエロマンガでした。誰だ!この本を場に出したのは!
<朝活読書サロンへの参加記録>
- 朝活読書サロンに参加しました(2014年1月28日)
- 朝活読書サロンに参加しました。(2月26日)/(2月5日)
- 朝活読書サロンに参加しました。(3月12日)~エクストリームな体験
- 朝活読書サロンに参加しました。(4月23日)
- 朝活読書サロンに参加しました。(5月28日)
- 朝活読書サロンに参加しました。(6月11日)~「その本は読まない」と決めたことが収穫
- 朝活読書サロンに参加しました。(6月25日)
- 朝活読書サロンに参加しました。(7月23日)
- 朝活読書サロン(8月6日)~品格のある下ネタの本たち
- 朝活読書サロン(8月6日)~インターネットの未来
- 朝活読書サロンに参加しました。(8月20日)
- 朝活読書サロン(2015年10月22日)~朝から本に群がる人たち
コメント