13歳からの道徳教科書
道徳教育をすすめる有識者の会
扶桑社 ( 2012-02-10 )
ISBN: 9784594065522



前ブログ記事で、この本は選書本として秀逸だということを述べました。今回、あらためて読みたいと思った本を抽出しました。なぜそう思ったのかも付記します。


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『13歳からの道徳教科書』からの選書

橋本左内(著)『啓発録』


幕末の青年思想家といえば、吉田松陰と橋本左内が双璧ではないでしょうか?二人とも安政の大獄にて処刑されました。吉田松陰を生んだ長州藩が後に明治維新の主導権を握ったこともあり、吉田松陰もメジャーになりましたが、越前藩出身の橋本左内は、吉田松陰と比較して、どうしても影が薄くなりがちです。


吉田松陰の『留魂録』は読んだこともがあるものの、橋本左内の『啓発録』は読んだことがありません。『留魂録』が辞世の句であったのに対し、Wikipediaによると『啓発録』は15歳の志を書いたもののようです。なんと早熟なのでしょうか。


『塙保己一とともに―ヘレン・ケラーと塙保己一』


塙保己一とは、江戸時代の国学者で盲人。Wikipediaによると、検校という盲官の最高位になったとか。その偉業は『群書類従』という530巻666冊から成る国文学・国史の一大叢書の編集を成し遂げたことにあるそうで、昭和天皇が皇太子時代に欧米に寄贈したそうです(1921年)。それで海外でも名前が知られることになったのでしょうか?


ヘレン・ケラー(1880-1968)が幼少のころに塙保己一のことを母親から幼少のころに聞いたとあります。とすると、裕仁皇太子による寄贈のかなり前から欧米で知られていたことになります。


アンドリュー・カーネギー

カーネギー自伝 (中公文庫BIBLIO)
アンドリュー カーネギー
中央公論新社 ( 2002-02-01 )
ISBN: 9784122039841


アメリカの起業家列伝の一人に称されるアンドリュー・カーネギー。ナポレオン・ヒルにも影響を与えたことから、並み居るアメリカの起業家の中でも一番の人徳者だと理解しています。その名声は、カーネギーホールやカーネギーメロン大学の名に残しています。


牧野富太郎


『13歳からの道徳教科書』は今回再読したわけですが、前回読んだ時にこの方を見落としていました。「日本の植物学の父」と言われます。一般には知られていないのでしょうが、練馬区にその名前を冠した庭園があります。



その牧野氏の影響だと思うのですが、練馬区は植物振興が盛んなように感じます。果物の植樹をしている家が多く目立つからです。


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東山魁夷(著)『風景との対話』


日本を代表する画家である東山魁夷氏(1908-1999年)は、本書によると画家を志すもののうまく描けず、やがて戦争で招集され、熊本に駐屯した際、熊本城に登って見た阿蘇連山の雄大さに魅せられ、大自然を描く決意をしたとのこと。東山魁夷氏は風景とどのように対話をなされているのでしょうか。


吉田兼好(著)『徒然草』


その出だしは誰もが知っているのでしょうが、むろん読んだことがありません。源氏物語、枕草子、平家物語、方丈記、徒然草、奥の細道、etc。名前を知っているだけで読まないというのはもったいないことだと思うのです。学生の時分はどうしても古典は苦手でしたが、今読むと、比較的日本語としてすんなり入ってくるようにも思います。


ビートたけし(著)『菊次郎とさき』

菊次郎とさき (新潮文庫)
ビートたけし
新潮社 ( 2001-11-28 )
ISBN: 9784101225241


『13歳からの道徳教科書』に引用されていたのは、ビートたけしとおふくろさんとのエピソード。ビートたけしにこの母あり。一見頑固なんですが、母親の無条件の愛情にほろっとさせられました。


福澤諭吉(著)『文明論之概略』


福澤諭吉の著作の双璧をなすのは、『学問のすゝめ』と『文明論之概略』。『学問のすゝめ』は何度か読みましたが、『文明論之概略』はまだ読んだことがありません。『学問のすゝめ』よりもこちらのほうが古いです。欧米視察の衝撃を赤裸々に書き著しているのだろうと推察します。


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