テーマ:生物


最近は、いくつかのテーマ性をもって読書をすることにしています。「生物」もひとつのテーマの領域です。


本書はバイオ・ミミクリーに関する本です。バイオ・ミミクリーとは、「自然界の生物が有する構造や機能を模倣し、新しい技術を開発することを意味する語。」(出典:Weblio)です。まだまだ未知の生物の能力。生物の能力を人間が創り出すことができれば、今後ますます希少になっていく資源を有効活用する可能性が開けます。


たとえば、イルカは魚雷の1/7しか抵抗が生じません。イルカの皮膚を船に実装することができれば、1/7のエネルギーで輸送が可能になるわけです。また、ホタルの光は熱を発せず、持てるエネルギーのほぼ100%を光に転換させています。ホタルが光るメカニズムを人間が再現できれば、さらなるエネルギー利用の効率化が図れます。そして、クモの糸は鋼鉄の5倍の強さを持ちます。クモの糸を合成することができれば、軽量かつ硬度の素材を手に入れることができます。


本書では数十種類のバイオ・ミミクリーを紹介しています。新書としてコンパクトにまとめられています。


テーマ:鉄道

秘境駅
牛山 隆信, 栗原 景
メディアファクトリー ( 2008-07-02 )
ISBN: 9784840123617


鉄道もまた読書のテーマのひとつです。この2冊は別の鉄道本を読んでいて見つけた本です。


秘境駅とは、かつては駅周辺に人が住んでいたのに人がいなくなってしまった駅のことで、著者の牛山氏が勝手に命名した名称です。スイッチバックや退避線、線路補修のために無人地帯にある駅だけでなく、なぜそんな人がいないところに駅があるのか?というようなところに駅があります。


この2冊を読んで、秘境駅に無性に行きたくなりました。本書は危険です。


『秘境駅』の本は、カラー本で、写真を楽しむ本です。『秘境駅へ行こう!』のほうは旅行記となっていて、読み物として楽しめます。




鉄道のウンチクのあれこれ。

  • 戦前の満州の特急アジア号は、ものすごく速かった。
  • 東京駅は大正天皇の即位式に合わせて開業した。
  • 原宿宮廷駅は、2001年5月を最後に今日まで利用されていない。


テーマ:伝記


外国の歴史上の偉人の伝記もまた、読書テーマのひとつです。ビジネスで海外と渡り合う時、偉人の伝記はいわば教養として必要な知識です。とはいえ、それほどたくさんの人の伝記を読むことも叶いません。対象を絞り込む必要があります。建国の父や中興の祖、ヒーローと呼ばれる人たちは、押えておきたいところです。


第二次世界大戦での戦勝国側のヒーローを一人挙げよと言われたら、この人しかいないでしょう。


結果論を申せば、「米英仏ソ」対「日独伊」の戦争は、枢軸国側の無謀な戦争見えます。しかし、戦争初期で見れば、米ソは参戦しておらず、フランスが早々に白旗を揚げてしまったため、1940年後半から1941年中盤までの、実質、英独の戦いでした。



この後、ドイツがソ連と開戦し、日本がアメリカと開戦したことにより、ソ連・アメリカをイギリス側に引き込むことに成功しました。日本は、ドイツ・イタリアと三国同盟を結びながら、独ソ開戦前に日ソ中立条約を結んでいます。まったく日本とドイツの足並みがそろっていません。



日本は、アメリカの物量の前に敗れたわけですが、その前に、組む相手を間違えてしまったのではないかと思うわざるをえません。少なくとも、組んだ相手との戦略の一致は見出せませんでした。


不利な戦況を耐え、国民を励まし、結果的に有利な状況を作ったウィンストン・チャーチルの不退転のリーダーシップには、あらためて脱帽します。彼のような卓越したリーダーシップを発揮する政治家が日本にいたら、かような無様な戦争をしなかったのではないかと思います。



アメリカの建国の父といえば、ベンジャミン・フランクリンです。アメリカ紙幣100ドル札の肖像になっている人です。名前を知ってはいるものの、どんな方なのか存じ上げませんでした。アメリカ独立戦争に寄与したわけですが、それ以前にも、図書館の普及、暦の普及に努め、電気の実験も行うという、実に多才な人物でした。




百田尚樹の『海賊と呼ばれる男』のモデルとなった出光興産の創業者、出光佐三の伝記です。SBIホールディングスの北尾 吉孝氏が著しました。著者のブログで本書を知った次第です。出光佐三の経営哲学は、まさに日本人の経営哲学と言ってよいと思います。



テーマ:戦前の日本

「日本の朝鮮統治」を検証する1910-1945
ジョージ アキタ, ブランドン パーマー
草思社 ( 2013-08-23 )
ISBN: 9784794219978


戦前の日本の歴史もまた、テーマに基づいて読んでいる領域です。特に韓国の歴史は押えておきたいところです。著者のジョージ・アキタ氏は在米の日系人ですが、中立的な立場で日本の朝鮮統治を検証しています。


その他


中高生の子どもに、理科に興味を持ってもらうにはちょうどよい体の本です。



本書は物語仕立てになっています。コンサルタントが書いた本には当たり外れがあります。本書の中に「そのえらそうな口調はなんとかならないか。コンサル臭さが鼻につくぜ」という台詞が出てくるのですが、そのままこの本全体にも当てはまります。コンサル臭さがなければ、よい本だと思います。



伊藤元重氏に会う機会があるかもしれない?と勘違いして、とりあえず氏の近著を読んだ次第。




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