読書2015年5月②

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5月の読了リストの後半です。



生き方


自分とは異なる人生を歩んでいる人は、どんな世界観を持っているのだろうか?こうした自叙伝は、他人の世界観を垣間見ることによって、視野を広げるのに役立つこともあります。しかし、「帰国子女」をもじった「棄国子女」とは・・・


学生時代にバックパッカーの端くれで、また駐在員経験もある私にも「国を棄てる」迷いがなかったわけではなかった。「このまま日本に帰らなかったら・・・」という考えがよぎったことも何度も。しかし、「国を棄てる」というところまでは至らなかった。


先進国の旅人の自分探しなんて、彼らにしてみれば、ちゃんちゃらおかしくて、さぞかしおめでたいことだろう。 (P187)

おなかを空かせている人は、頭でっかちになることもなければ、身体感覚を欠くこともなく、等身大の自分を保っている。 (P187)


そう。自分探しなんて、ちゃんちゃらおかしい。頭で考えすぎなのだ。


官能

10分間の官能小説集 (講談社文庫)
石田 衣良, 睦月 影郎, 小手鞠 るい, 南 綾子, 阿部 牧郎,
あさの あつこ, 三田 完, 岩井 志麻子, 前川 麻子, 勝目 梓
講談社 ( 2012-06-15 )
ISBN: 9784062772808


官能系を二冊。ちょっとものたりなかったのか、20日過ぎ、あまり記憶に残っていない。


地方と農業


マイトピックスのひとつが、地方創生と農業です。



戦後の農業政策の変遷の概略がわかりました。減反という社会主義的政策や、やはり人間性を疎外します。減退政策こそが、日本の農業を衰退させた元凶かもしれません。




ベストセラーとなった本書。遅ればせながら読みました。人口減少段階は三段階あり、過疎地域では既に第三段階に突入しています。つまり、若年人口のみならず、高齢者人口も減少に突入しています。




ふるさと納税制度の政策面について論じてみました。




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