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今年はこれまでのところ、123冊を読了しました。年間ベスト10を選びたいと思います。甲乙つけがたいため、読了した順に紹介します。書評や関連記事を書いた本については、リンクを貼っておきますので、興味を持っていただけましたら、参照していただければと思います。
マイベストブックをブログ等で公表された方、お知らせください。リンクを貼ります。
ここ数年、首相や知事等、政治のトップになる人の本を読むようにしています。その人の政治信条・思想を知るためです。昨年末の東京知事選の前には猪瀬直樹氏の別の本を読みました。意外とよかったので、本書も読んだ次第です。
期待以上の本でした。包括的かつ網羅意的でありながら、まったく無駄がありません。物語(コラム)も極めて完結的です。内容がかなり濃く凝縮されているため、全てを理解し実行に移すのは容易ではありません。できれば要約をスライドにまとめたい、読んだ時にはそう思ったのですが、まだ実現できていません。
東京朝活読書会の「官能」の会で知った本です。恥ずかしながら、本書のことを知りませんでした。タイトルがかもし出す淫靡な香りに導かれ・・・
この本を読んで、あらためて父親の育児への参加、父親のあり方というものを考えさせられました。父親の育児参加が必要だと叫ばれて久しいです。しかし、ただ参加するだけでなく、「父性」を示す・活かす必要があるのではないでしょうか?
この本を知ったのは2年前でした。ゆっくりと評判になって広く読まれるようになったのではないでしょうか?この本を読んだのは、映画化予定を知る前でした。
日本人なら読んでおいてほしい本です。新渡戸稲造の『武士道』、岡倉天心の『茶の本』にならぶ日本人が英語で日本の文化・思想を西欧社会に紹介した代表的な著作です。西郷隆盛、上杉鷹山、二宮尊徳、中江藤樹、日蓮上人の五人を紹介しているわけですが、この中で特に中江藤樹に注目したいです。
今年の私のキーワードを一つ挙げよと問われれば、迷うことなく「コミュニティ」を挙げます。本書の助けを得ながら、スライドを作成しました。
中学生・高校生の男の子のお子さんをお持ちの方は、一度読んでみることをお薦めします。
目から鱗が落ちるとはこのことか?それが、本書を読み終わった第一印象です。日本の財政問題、少子高齢化、経常収支、世界のエネルギー問題、環境問題、食糧問題。こうした社会課題に関心のある方には必読の書ではないかと思いました。
なぜもっと早く読まなかったのだろうか?そう後悔させられた本2013年ナンバーワンです。出版された年に読んでおくべきでした。(反省)
著者の藻谷氏にお会いする機会があるために、『里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く』を読んだ際、ついでに本書も読みたくなった次第です。
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