6月に読まなかったけど記憶にとどめたい本の続きです。記憶にとどめたいために、書き出しています。
『なぜペニスはそんな形なのか』
なんとも直球ストレートなタイトルの本です。『女の機嫌の直し方』をAmazonで検索したら、本書が見つかりました。本書のAmazonのページを見ると、「よく一緒に購入されている商品」に『女の機嫌の直し方』が出てきます。逆は成り立ちませんが。
とある集まりの女性陣は『夫のちんぽが入らない』に歓声を挙げていましたが、本書もきっとお気に召していただけるでしょう。
ということで、読みます。
『おっぱいの進化史』
ペニスの形が気になるなら、当然おっぱいの形も気になるではありませんか。他の哺乳類は、霊長類でさえも、人間ほどに美しいおっぱいを持っていません。なぜかように人間のおっぱいは美しいのでしょうか。他の哺乳類も母親のおっぱいを吸いながら育ちますが、大人になったオスは、メスのおっぱいを見たいとか触りたいとか吸いたいとか、思うんでしょうか?なぜ、人間の男はなぜ、女性のおっぱいを見たい、触りたい、吸いたいと思うようになったのでしょうか。
見たくなった理由はなんとなく分かります。衣服を着るようになって隠すようになったから。ということは、触りたい、吸いたいといのもその延長かな。
『性の進化論』
ペニスとかおっぱいとか気になり出すと、どうしてもこういうことも気になります。
なぜ浮気のセックスは、気持ちがいいのか?
なぜ初めての男性とは、オルガスムに達しやすいのか?
なぜ女性だけが、エクスタシーの時に大声を出すのか?
非常に興味をそそられるのですが、なにしろ本書は520ページもあります。ちょっとさすがにきついな。。。
『盆踊り 乱交の民俗学』
さきほどの『性の進化論』をAmazonで検索すると、「この商品を買った人はこんな商品も買っています」に本書が出てきます。Amazonの罠にはまってますな、わたくし。
昔の盆踊りは乱交の場だったという説があるのですが、本書はその説を支持する本のようです。
今、私が住んでいる地域には盆踊りはありますが、もちろんそのような気配はありません。自分が子どものころ、新興住宅街だったためか、神社の盆踊り、みたいなのに行ったことがほとんどありませんでした。実情を知らないだけに、たいへん気になります。
『すごい進化』
エロいほうに関心がそれてしまいましたが、なぜ進化論に興味があるのかといえば、人工知能を理解する上で、生物の進化論を知る必要があると思っているからです。薦められて読んだ『生物から見た世界 (岩波文庫)』は、あたりでした。
生物は、一見、不合理な進化を遂げていることがあります。たとえばクジャクの羽。敵から逃れるという観点で言えば、邪魔です。しかし、クジャクなりの自然淘汰の原理で、大きく美しい羽を持つオスが子孫を残し、そうではないオスは子孫を残すことができませんでした。
そうした一見不合理な進化を本書は解説してくれるのだろうと期待します。
『物語 オランダの歴史』
ずいぶんイギリスに関しては歴史の本を読みましたが、イギリスの前の覇権国であるオランダについても気になります。『〈情報〉 帝国の興亡 ソフトパワーの五〇〇年史』で、イギリスが電気通信を、その前にオランダは活版印刷を牛耳っていたことを知りました。
イギリスは、国力以上の情報力を今も保持していますが、同じことはオランダにも言えそうです。そのあたりの事実を確認いたしたく、できれば本書は読みたいところです。
『デンジャラス』
「新資料から見る谷崎潤一郎」展で見つけた本書。谷崎潤一郎がモチーフになっているようです。
君臨する男。寵愛される女たち。
文豪が築き上げた理想の<家族帝国>と、
そこで繰り広げられる妖しい四角関係
うーむ・・・妖しさに興味をそそられますが、ちょっとちがうかなぁ。。。
つづく。
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