『うんこ漢字ドリル』『うんこ算数ドリル』といえば文響社。とある取材に協力した御礼として、文響社から8冊も本をいただけました!
文響社様、ありがとうございます! ...
カテゴリ:書評・読書
【書評】『「死」とは何か イェール大学で23年連続の人気講義』
昨年10月に発売され、ベストセラー中の同書について、ひょんなことから読むことにしました。原著は2012年に発売され16章構成で、前半は形而上学的な問題を、後半は倫理と価値の問題を採り上げていますが、日本語版では2章から7章を省略し、その部分をわずか12ページの「日本の読者のみなさんへ」に集約しています。そのため、本書のサブタイトルには「日本縮約版」と書かれています。 ...
【書評】『本のお茶』~日々の暮らしに美を見い出す~
本書は、文語体で書かれた天心の『茶の本』を現代風にアレンジして意訳した本です。二十一世紀からのカフェ文化の隆盛、カフェラテ人気は、茶室・お茶に通ずるものがあるとのことです。天心の『茶の本』を読めば、現代日本の世相への洞察が深くなるでしょう。 ...
【書評】『言語学入門』~自然言語技術の限界を理解する~
本書は分かり易くて包括的・体系的であり、『言語学入門』というタイトルに相応しいです。現在の自然言語技術の限界点がどこにあるか、余すことなく理解することができました。 ...
【書評】『ばるぼら』~耽美な世界を描いた手塚治虫もまた異常性欲者か?~
手塚治虫氏が成人向けの耽美(官能)マンガを書いていたと知って、これは読まねばならないと思い、読んでみました。初出は1973年から1974年に『ビッグコミック』。女性の裸体や絡みシーンも出てきます。 ...
読者大賞2019(エントリー〆切2月末)
「本屋大賞」があるなら「読書大賞」もあっていいのではないか?という企画。読書会の輪を広げようという私の新年抱負に近いこともあり、協力しようと思います。何ができるのかよく分かっていませんが、まずは告知のご協力です。まるっと転載します。 ...
読書会の輪を広げよう(2019年)
2018年は48回の読書会に参加しました。平均月4回のペースです。2010年以来、累計160回の参加になります(詳細は文末参照)。2019年も読書会の輪を広げるべく、読書会の出稽古、他流試合、読書会作りを進めてまいります。 ...
【読書】2018年読了マイベスト10
遅ればせながら、2018年の読了マイベスト10を選んでおきます。2018年は129冊読了し、そのうち55冊に★★★★★をつけました。その55冊の中からマイベスト10を選びます。
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『BRUTUS(ブルータス) No.884 [危険な読書]』からの選書
年末に購入した『BRUTUS(ブルータス) No.884 [危険な読書]』からの選書です。私自身が持ち合わせていない選書眼を持っていることになります。 ...
【書評】『朝、目覚めると、戦争が始まっていました』
歴史を学ぶ時、我々はその結末を知っています。しかし、歴史上のその時々の人々は、結末が分かった上で決定し行動をしていたわけではありません。 ...
メディアマーカーからブクログへ移行完了
2009年以来、読書記録をつけてきたメディアマーカーのサービス終了に伴い、メディアマーカーからブクログへデータ移行をし、本日よりブクログをメインに使うことにしました。 ...
【書評】『宇宙兄弟(11)』
酒場で飲むビンス、ピコ、ムッタ。ムッタの「本気の失敗には価値がある」という言葉でビンスとピコの脳裏に少年時代がフラッシュバックする。 ...
【世界の文学を読む】#9『神曲 (まんがで読破)』
『若きウェルテルの悩み』につづいて「マンガで読破」シリーズで読みました。本書を読もうと思ったきっかけの一つは、『チェーザレ 破壊の創造者』の7巻で『神曲』のエピソードが採り上げられていたこと。
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【世界の文学を読む】#8『若きウェルテルの悩み (まんがで読破)』
時に18世紀のドイツ。ワールハイムにやってきたウェルテルは舞踏会にてシャルロッテと出会う。9人姉弟の長女のロッテは亡くなった母親代わりに弟妹の面倒を見る。そんな健気なシャルロッテに恋に落ちるウェルテル。彼女の弟妹も仲良くなり、幸せのひと時を過ごすが、シャルロッテにはアルベルトという許婚がいた。 ...
【書評】『今こそ、韓国に謝ろう』~史実だが歴史書ではない~
先々週から先週にかけて、本書を読むことになった2つの事件がありました。一つは日韓基本条約を根底から覆す徴用工判決、もう一つ百田尚樹氏の『日本国紀』発売です。 ...
【書評】『安藤百福』~立花萬平のモデル~
NHK連続テレビ小説『まんぷく』の立花萬平のモデルの安藤百福。もっともテレビドラマは創作要素が大きく、百福氏の一生を描いたものではありませんが、百福氏の生い立ちを知るにはうってつけの本です。 ...
【世界の文学を読む】#7『モモ (岩波少年文庫(127))』
世界の文学作品をあまり読んできませんでした。そこで2018年は世界の文学作品を読むと決め、その7冊目です。決めてみても、まだ7冊。決めなければほとんど読まなかったかもしれません。その7冊目に選んだのが『モモ』。 ...
【書評】『宇宙兄弟(10)』
第9巻はヒビトの月面での遭難が中心だった。第10巻では打って変わって、ムッタら宇宙飛行士候補生らのNASAでの訓練が中心になる。 ...
【書評】『東大読書』
本書のポイントは2つ。包括的に読書術を整理し体系立てている点。そして、その体系を「東大読書」と命名した点。この命名には、やられました。東大生はずるいな。 ...