なおきのブログ

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カテゴリ:書評:教育・生活

ベストセラーとなった本書は、特に教育に関心の高い方の中では読んだ方も多いのではないかと思います。今さら感もありますので、個人の備忘メモとして残しておきたいと思います。 「教育」の経済効果を「科学的」に検証した場合、どうなるのでしょうか? ...

自分で毎週料理をするようになってから2年。 「だし」といえば、「顆粒だし」か「めんつゆ」が主流。肉や魚介、野菜などの煮汁を使うことはあっても、本格的な「昆布だし」や「かつおだし」は作ったことがありません。 しかし、料理人に言わせれば、「顆粒だし」は「だし風調味料」であって「だし」そのものではないとのこと。味が全く違うとのことです。 ...

朝日新聞で連載されていた中島らも氏の相談室。Wikipediaによると1984年から連載され、単行本として11冊出版されている。当時、父が朝日新聞を購読していたので、ひょっとしたら見ていたのかもしれない。中島らも氏は、2004年に帰らぬ人となった。どんな方だったか、ほとんど記憶にないのだけど、「14歳の世渡り術」の選書で紹介されていたので、人生哲学書としてはよいかもしれないと思って、読んだ次第。 ...

歴史ノンフィクション作家・渡辺京二氏、『オニババ化する女たち』の著書津田塾大学三砂ちづる教授と、そのゼミ生・OGの対談本。 三砂先生を知ったきっかけは、Yasmineこと川原さんからのおすすめ。仕事と育児の両立の難しさについて、Facebook上でやり取りしていたことがきっかけだったと思います。 ...

本書出版時点は、教育基本法は旧法でした。本書での批判対象は旧法です。一方、再評価の対象が明治時代の教育勅語です。この二人のやり取りを俯瞰すると、教育勅語と改正教育基本法は、アメリカの教育理念に近いことが分かります。 教育基本法が、日教組の呪縛から解放され、改正されてよかった、と率直に思いました。私の周りにいる今の20台の人たちを見ると、教育基本法の改正の成果が少しずつ出ているように思います。それは、自分に対する責任、何者かであろうとする姿勢を感じるからです。 ...

国立大学の文系学部、特に教育養成系の新課程と呼ばれる分野(著者が課程長を務める教育人間科学部が該当)が廃止の憂き目に遭うとのことで、大変だそうです。文科省サイトで公開されています。 しかし、大変なのは、一部の(あるいは半数未満の)大学、一部の学部であって、国立大学の『文系学部解体』という本書のタイトルは、煽り過ぎではないか、偏ったものの見方ではないかと私は感じるのですが、いかがでしょうか。 ...

美しすぎる弁護士として話題の山口真由さんの著書。新刊時に読もうと思ったのですが、読みそびれ、ようやく読了しました。読書時間は80分ぐらい。さくっと読めます。この本に出会った時のメモを見ると、「子を持つ親としてヒントになるだろうか。」とありますが、その答えはYESです。 ...

小学校三年生の国語の教科書には『ちいちゃんのかげおくり』が載っています。この話の意味を理解できるのは、おそらく小学校三年生なのだろうと思います。空襲による子どもの死を取り上げているのですが、直接的にそのことは書かれておらず、比喩的に書かれています。 ...

年金制度を理解できて本当によかった、というのが、本書を読了した第一印象です。 ほとんどの人が、年金=老齢年金のことしか知らない、65歳にならないともらえないと思っていないでしょうか?障害年金は、65歳以下の人でなんらかの障害を持ち、受給要件を満たし、認定を受ければもらえる年金制度です。仕事や収入の有無とは関係ありません。 スライドを起こしましたので、ご参照ください。 ...

先週、職場である女性とこの本についての話題が出ました。メッセージを伝えるべく、あらためてブログに書き残しておこうと思います。 このようなことをなぜ私が語らねばならぬかというのは、ある意味、子宝に恵まれた私の使命、いや天命だと考えています。私と結婚観や子育てについて会話をしたことのない方には不愉快な内容かもしれません。また、これから子どもが欲しいと願っている30代後半の女性にはかなりショッキングな内容です。その点ご容赦願います。 ...

動画による授業を五つの大陸に届けようという税所篤快(さいしょあつよし)さんと仲間たち。彼のすごいところは、なんといっても圧倒的な行動力です。思い立ったら即日アポを取り、翌日には遠路はるばる会いに行きます。そこに迷いがありません。 社会起業家を志したきっかけが、振られた彼女を見返すためだったことを正直に告白し、そのことを恥ずかしい動機と述べているんですが、私は少しも恥ずかしいことだとは思わないです。好きな人のためにがんばれるということは、非常に純粋な動機ではないでしょうか。 ...

2013年は土下座するテレビ番組がはやりましたが・・・ しかし、土下座って、本当に反省しているポーズなのだろうか? 。著者の岡本氏は刑務所で受刑者の更生を支援している方です。実体験をベースに書かれており、非常に説得力があります。 反省させる、謝罪させる、まじめに刑期を務めさせる、というのは真の意味の反省には至りません。一度犯罪を犯した者が再犯を犯しやすいのはなぜでしょうか?反省させることが意味がないどころか、かえって逆効果であると著者は警鐘を鳴らします。 ...

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