割と新書は乱読しています。新書から選書することもしばしば。新書からの選書は私にとって課題であり、新書100冊を提示する本書は貴重です。 1冊の新書を4ページで紹介し続けますので、100*4で400ページ。新書の割には本書は厚めです。その中から、まず一次フィルタリング ...
カテゴリ:選書・読書論
【書評】『ビジネス名著100見るだけノート』
ビジネス名著が100冊紹介されています。選書本の紹介ではいつものごとく、紹介されている本をリストアップし、読んでいるか、知っているかをチェックします。そして最後に読みたい本を5冊ノミネートしました。 ...
【書評】『一生モノの教養が身につく世界の古典 必読の名作・傑作200冊』第五章(物語)
第五章は文学作品です。5ジャンルの中で読んだことのある本・タイトルを知っている本が一番多かったジャンルです。2010年代を代表する読書家・佐藤優(著)の選書本である本書は大いにお薦めします。 ...
【書評】『一生モノの教養が身につく世界の古典 必読の名作・傑作200冊』第四章(日本)
第四章は「日本」がテーマです。福澤の『学問のすゝめ』も渋沢栄一の『論語と算盤』もありませんが、『代表的日本人』が入りました。戦前の思想家、徳富蘇峰、北一輝、大川周明らが名前を連ねます。また、古典としておきながらも、半藤一利、猪瀬直樹、田原総一朗、東郷和彦、立花隆、沢木耕太郎、筆坂秀世ら、現代の作家・著者陣も名前を連ねます。タイトルを知っている本はそこそこありながら、内容を説明できるほどの本は読了済の3冊しかありませんでした。日本を知るために読むべき本のなんと多いことでしょうか。 ...
【書評】『一生モノの教養が身につく世界の古典 必読の名作・傑作200冊』第二章(社会)
第一章につづいて、第二章で紹介されている本についてもまとめようと思います。第二章から読みたいと思った本は三点です(※)。 ...
【書評】『一生モノの教養が身につく世界の古典 必読の名作・傑作200冊』第一章(哲学)
これはまた最高の選書本に出会いました。紹介される本は200冊、執筆者は20名にのぼり、全体を監修するのは佐藤優。総理大臣だった小泉純一郎と対立した鈴木宗男の逮捕・失脚に連座して逮捕されたロシアを専門とする元外交官です。512日間、東京拘置所に拘留された際、彼を支えたのは「友人」でした。 ...
【書評】『51歳からの読書術―ほんとうの読書は中年を過ぎてから』
僭越ながら、夏目漱石を超えました。といっても年齢ですが。享年49歳。1900年の平均寿命は44歳というデータもあるので、当時としては平均より長生きだったことになります。50代に突入して元気で生きて居るということは、ありがたいですね。 ...
【書評】『有名すぎる文学作品をだいたい10ページの漫画で読む。』
思わず図書館で目が合ったのですが、過去を振り返ると、2017年の読書会で紹介を受けていました。 ...
新潮文庫ワタシの一行大賞~「中学生に読んでほしい30冊」(中三夏休みの宿題)
中三の三女に関しまして、自由記述式の宿題が4点出ています。 国語については、新潮社主催で角田光代さんが審査員を務める「新潮文庫ワタシの一行大賞」への応募作文の提出です。課題図書30冊の中のどれか1冊の「一行」を題材を選びます。読書感想文ではなく「エッセイ」なので、その題材について思うことを自由に記述することができます。 ...
文響社セレクション
『うんこ漢字ドリル』『うんこ算数ドリル』といえば文響社。とある取材に協力した御礼として、文響社から8冊も本をいただけました! 文響社様、ありがとうございます! ...
読者大賞2019(エントリー〆切2月末)
「本屋大賞」があるなら「読書大賞」もあっていいのではないか?という企画。読書会の輪を広げようという私の新年抱負に近いこともあり、協力しようと思います。何ができるのかよく分かっていませんが、まずは告知のご協力です。まるっと転載します。 ...
読書会の輪を広げよう(2019年)
2018年は48回の読書会に参加しました。平均月4回のペースです。2010年以来、累計160回の参加になります(詳細は文末参照)。2019年も読書会の輪を広げるべく、読書会の出稽古、他流試合、読書会作りを進めてまいります。 ...
『BRUTUS(ブルータス) No.884 [危険な読書]』からの選書
年末に購入した『BRUTUS(ブルータス) No.884 [危険な読書]』からの選書です。私自身が持ち合わせていない選書眼を持っていることになります。 ...
東京都立中央図書館
金曜日は有給休暇を取ったのですが、初めて東京都立図書館に行ってきました。2009年まで日比谷にあったようなのですが、現在は広尾にあります。 ...
【書評】『教養は児童書で学べ』~読書家に選書をお願いする
ライフネット生命創業者でこのたび立命館アジア太平洋大学学長に転出される出口治明さん。出口さんの深い知識の拠り所となっているのが圧倒的な読書量です。自分より読書量の多い方の読書本は、選書に打ってつけです。本書を読むことは、すなわち読書家に選書をお願いすることに通じます。 ...
読書会の輪を広げよう。読書会の出稽古/他流試合を始めます。
2018年は、読書会の輪をさらに広げるべく、他の読書会への出稽古、他の読書会/他社の読書会との他流試合も行います。興味のある方はお声掛けください。 ...
【書評】『古典力』齋藤孝のマイ古典50選
本書で述べている「古典」には、紀元前の中国やギリシアの古典から、時を経て18世紀、19世紀の名著、一部は第二次世界大戦後の著作も含まれます。ほとんどが100年、1000年の時に揉まれて現代に継承されている書物です。情報の移り変わりの速い現代だからこそ、齋藤氏は古典を読む必要性を説きます。 ...
日本の文学作品を読む(2018年に向けて)
世界の文学作品を読む(2018年に向けて)に続いて、日本の文学作品も取り上げます。まだ歴史的評価が確定していない現役の方は対象から外し、既に古典の領域に入っている文学作品からのセレクションです。 ...
世界の文学作品を読む(2018年に向けて)
世界の名作というものをあまり読んでこなかった。ところがここに来て、昨年ぐらいから世界の名作を読みたくなってきたのである。間違いなく読書会の影響だろうし、多くの選書本や書評を目に通してきた影響もある。まさに読書とは「人とのつながり」と言える。満を持して、2018年は世界の名作にチャレンジすることにした。 ...