ベラルーシに関する本のほとんどは専門書で、一般書は本書しかありません。独裁国とされており、日本との貿易額も少なく、日本人にとってはベールに包まれた国です。 ...
カテゴリ:書評:地理
【書評】『図説 一度は訪ねておきたい!日本の七宗と総本山・大本山』
日本の仏教の宗派は主なもので13宗あり、本書ではそのうちの7宗の総本山・大本山を紹介しています。13宗派について、宗派・本尊・根本経典のまとめた表がありましたので、引用します。また、総本山・大本山についても、本書とWikipediaを手掛かりに追記しました。 ...
【書評】『時刻表2万キロ』1980年の74路線の存続率は?
「この国にはかつてこんなにローカル線があったのか」と驚嘆したのであれば、本書で取り上げられた路線の存続状況を確認してみたい気持ちがムクムクとわき上がって来ました。 ...
【書評】『ニッポン 終着駅の旅』
その先に行くことができない本当の意味での終着駅もあれば、その先からバス、フェリー、ケーブルカー、フェリーに乗り継ぐ終着駅もあります。 ...
【書評】『時刻表2万キロ』1970年代の全線踏破
この国にはかつてこんなにローカル線があったのか、こんなにも寝台列車や急行列車があったのか、ということを思い起こさせてくれました。 ...
【書評】『女流阿房列車』
女流阿房列車に果敢に(?)挑戦したのは、『負け犬の遠吠え』の著者酒井順子女史。酒井さんは女子鉄(鉄道オタクの女性)だったんですね。しかし、本書は対談を含めて12の旅が記されていますが、彼女は一つとして旅程を組んではいません。旅程を組んだのは・・・ ...
【書評】『第一阿房列車 (新潮文庫)』その3~蒸気機関車の躍動感
電車は加速性能に優れているのに対し、蒸気機関車はどうしても加速に難があり、停まっている状態から動き出すのに、大変な力を振り絞っているように見えます。いいですね、この蒸気機関車の躍動感。 ...
【書評】『第一阿房列車 (新潮文庫)』その2~肥薩線と北上線
肥薩線・北上線は乗っておきたい路線です。この路線を乗ってもいないのにてっちゃんを語るなというべき路線です(なので私はまだ語れません)。 ...
【書評】『第一阿房列車 (新潮文庫)』その1~1951年頃の鉄道状況
「阿房列車」というのは、目的地に行く用事のない鉄道に乗ることだけを目的にした列車の旅のことです。たとえば第一章の東京大坂間では、大坂ではどこにも立ち寄らず、一泊したらすぐに東京へ引き返してしまいます。 ...
【書評】『ブラタモリ 4 松江 出雲 軽井沢 博多・福岡』~ガイドブックより良いかも~
家族で観ている教養番組の一つが『ブラタモリ』。タモリとNHK女子アナのペアがブラブラ散策しながら、その土地の地理と歴史を再発見・解説していきます。特にタモリは、地形、地層、岩石の造詣が深く、土地の起伏、道路のカーブ、水の流れ、水源、分水嶺など、普通に歩いていたら通り過ぎて気づかないようなことに気づきます。なので、この番組を見ると、それぞれの土地の思わぬ発見があります。 ...
【書評】『海の地政学──海軍提督が語る歴史と戦略』
アメリカ海軍大将であり、最後はNATO欧州連合軍最高司令官を務めた著者・ジェイムズ・スタヴリディス氏が、世界の七つの海、3つの大洋と4つの内海の地政学観点の歴史を氏の経験も交えて振り返り、挑戦的な国々への対処といった現在の課題も含め、アメリカ海軍への提言を行います。 ...
【書評】『配線略図で広がる鉄の世界』
一昨日の読書会での紹介を受けて、配線略図について、簡単に触れておこうと思います。配線略図というのは、線路と線路のつながりを直線と記号を用いて表したものをさします。 ...
【書評】『鉄子の全国鉄道ものがたり』
著者の鉄子こと直美さんは写真家兼文筆家の「フォトライター」。「直」の字がつく方には親しみを覚えます。 乗りたい、行ってみたいと思う路線・駅を3つピックアップ。 ...
【書評】『桃のふわり鉄道旅』JR全線踏破
巻頭に昨年JR全線踏破した著者伊藤桃さんのグラビア写真付き。撮り鉄の聖地・愛媛県予讃線下灘駅の写真や、予讃線車中内と思われるグリーンのロングシートの写真、正直、萌えます^^; ...
『JR20000km全線走破 春編 絵日記でめぐる35日間』『JR20000km全線走破 秋編 絵日記でめぐる34日間』
私は絵を描くのは決してうまくありませんが、撮影した写真を模写して、パソコンのペイント機能で即席で描いてみました。色鉛筆を使えば、もうちょっとまともに描けるでしょうか?次に旅に出る時は、スケッチブック、色鉛筆、鉛筆削りを持って旅に出ようと思います。 ...
【書評】『遺したい日本の風景 (3) 駅舎』
引き続き、駅シリーズです。本書は、日本風景写真協会企画・編集による写真集です。 本書、ざっくりと90ページの写真集です。写真を提供したのは同協会メンバーの62名の方。誰がいつどのカメラでどの駅を撮影したか、すべての駅の説明に書かれています。 ...
【書評】『すごい駅! 秘境駅、絶景駅、消えた駅』
「秘境駅」というものに魅せられて以来、古い「駅」そのものにも魅せられつつあります。「駅」そのものを、鉄道の旅の目的にしてもいいのではないかと。もちろん、小幌駅や小和田駅のように、「駅」以外に全く何もなく、駅の外へ出ることすら塞がれているような駅の場合、そこで野宿(駅寝)を決行しようという気概がなければ、訪れるのも厳しいかと思います。 秘境過ぎる駅は魅せられつつあるものの近寄りがたかったのですが、本書は私にとって訪れてみたい新たな駅の基軸を提供していくれました。それが本書の目次通り、木造駅舎の駅、一風変わった駅、景色の素晴らしい駅、海辺の駅、オイシイ駅、執着駅、鉄道ファンなら訪ねたい駅、記憶の残る駅です。 ...
【書評】『にっぽん木造駅舎の旅100選』から行ってみたい駅7選
鉄道での旅が好きです。いわゆる「乗り鉄」です。 鉄道の車両そのものへの興味もありますが、 鉄道の車窓から流れる風景に魅せられます。 そして、本書でもう一つの目的を見出せそうです。 それは、「駅」そのものを探訪すること。 「駅」そのものが最終目的地になりうる「駅」を ピックアップしてみました。 ...
【書評】『中国の論理』 なぜ中国は身勝手な振る舞いをするのか?
なぜ、中国は傍若無人な身勝手な振る舞いをするのだろうか? ほとんどの日本人が疑問に感じていることではないでしょうか?そして、本書の狙いは、その疑問に対して答えることです。焦点にあてるのは、現代の中国ではなく、中国の歴史、特に社会史・思想史です。 ...
【書評】『ライオンはとてつもなく不味い』 カバ、アフリカゾウ、その他動物たち
アフリカの野生の動物たちの写真を撮る写真家の山形豪氏。本書は山形氏が撮影したアフリカの動物たちの写真をふんだんに散りばめており、新書としてはめずらしい類の本です。タイトルは釣り過ぎで、決して、ライオン・グルメの本などではありません。 ...