なぜ、旅をするのか? 旅とは人生のようなもの。 都会の喧騒を離れた ローカル線の旅は、 旅情をそそる。 「青春18きっぷ」ポスターもまた 旅情をそそる。 ...
カテゴリ:書評:地理
【書評】『ニッポン 鉄道の旅68選』~乗り鉄大国日本と新幹線の功罪
鉄道関連の新刊新書は、てっちゃんとしては必読書です。てっちゃんには主に、「乗り鉄派」と「撮り鉄派」があります。私は「乗り鉄派」です。本書は、「乗り鉄派」のための書です。 ...
【書評】『いま行っておきたい秘境駅』『いま行っておきたい秘境駅2』~人口消滅最前線
2000年代前半に『秘境駅』という言葉を普及させた牛山隆信氏が、なぜまた、「いま行っておきたい」という修飾語をつけた写真集を刊行したのでしょうか? ...
【書評】『東京近郊の山ハイク』~行動を促す本とGoogleマイマップ
良書には、いくつかの類型に分かれるのではないかと思います。行動を促す本も良書のひとつと言えます。行動を促す本も良書のひとつと言えます。そして、本書も行動を促す本でした。 ...
【書評】『昭和に出合える鉄道スケッチ散歩』~素晴らしくて言葉にできない。
挿絵が実にすばらしい。驚嘆しました。そのすばらしさは言葉では説明できません。写真と合わせて載せました。とくとご覧を。 ...
【書評】『ふしぎなイギリス』②~女王と内閣の関係および王室が愛される理由
2本目の書評では、世界で最も成熟した民主主義の国でありながら、民主主義と相対する立憲君主制を敷いているという事実と、そんな王室を国民が愛し、王室が国民の愛国心の、国の統合の、英連邦統合の柱であるという点です。 ...
【書評】『ふしぎなイギリス』①~成文憲法はないが成熟した民主主義国と安全保障の中身よりも憲法解釈が議論される国
今でも世界を制しているのはアメリカではなく、イギリスではないかと考えています。我々が現在正しいと考えている政治体制としての民主主義を作ったのは、イギリスです。しかし、今日の民主主義を確立した国であるのにも関わらず、イギリスには成文憲法がありません。 翻って、現在、日本の国会では集団的自衛権の法整備にあたり、成文憲法の「解釈」を巡って論争中ですが、成熟したイギリスの国会のあり方を知ってしまうと、国家の安全保障そのものよりも憲法解釈が議論の中心となってしまう日本の国会のありようが、実に滑稽に見えてしまうのは、気のせいでしょうか? ...
【書評】『図説街場の鉄道遺産』シリーズ
セブン&アイが、このようなムックシリーズを出していました。 関東全域、京浜地区、23区内。これ以外に京阪もあります。 エクストリーム出社などの近場の小旅行によいかもしれません。 ...
【書評】『沖縄の不都合な真実』~人口急増する普天間基地周辺・人口一人当たり25万円の振興予算・地主一人当たり225万円の軍用地借地料
年始以来、沖縄県知事の翁長雄志知事と安倍内閣とのすれ違いがたびたび報道されています。4月5日にようやく菅義偉官房長官との会談が実現できましたが、やはり、何が問題なのかよく分からなかったので、本書を読んでみました。また、本書に書かれていることを鵜呑みにしないためにも、いろいろ関連情報を整理してみました。 ...
【書評】『サラリーマンは早朝旅行をしよう!』~早朝トリップでどこまで行けるか?
私の最寄JR駅から早朝出発して遅刻せずに出社できるのはどこまでだろうかをシミュレーションしてみました。 ...
【書評】『サラリーマンは早朝旅行をしよう!』~早朝から遊ぼう!
「エクストリーム出社」とは、平日の早朝に遊んでから出社しよう、というものです。わたくし的に解釈いたしますと、朝から心身ともに活性化することによって、仕事がきわめてはかどってしまうのではないでしょうか! ...
【書評】『ルポ 貧困大国アメリカ』~情報は有用だが考察は残念
ノンフィクションの読書は二つの目的があると思っています。 -知識を増やす。事実を知る。その知識を役に立てる。 -考え方を増やす。人の考え方を知る。その考え方を役に立てる。 本書においては、事実を知ることはできましたが、著者の考え方は役に立ちませんでした。 ...
【書評】『住んでみたヨーロッパ 9勝1敗で日本の勝ち』~隣の芝生は青く見えるだけった
image from Wikipedia under license of CC 表示-継承 3.0 >> 住んでみたヨーロッパ 9勝1敗で日本の勝ち (講談社+α新書)川口 マーン 惠美講談社 ( 2014-09-23 )ISBN: 9784062728669なおきの本棚 (Naoki’s Bookshelf)で詳細を見る 昨日の【書評】『ぶっちゃけ蒼井そら ( ...
【書評】『ニッポン景観論』~日本の景観への痛切な批判
ここ1~2ヶ月、在日外国人による日本観光論の本を続けて読んでいます。日本人にとっては空気のように当たり前になって意識すらできなくなったことを、彼ら在日外国人はその新鮮なまなざしで気づかせてくれます。 ...
【書評】『外国人だけが知っている美しい日本~スイス人の私が愛する人と街と自然~』
日本に魅せられて日本に住んでしまったステファン・シャウエッカーさん。1996年よりjapan-guide.comというサイトを運営し、2003年からは日本に永住されています。そんなシャウエッカーさんの目による日本の観光を紹介する本です。シャウエッカーさんとほかのスタッフが、ちゃんと自分の足を運んで体験したことに基づいて書いていますので、非常に好感が持てます。 ...
【テーマ別読書】鉄道の旅
今年の8月は青春18きっぷに関する5本のブログ記事を書きました。 私はてっちゃんではありますが、メカはそれほど詳しくなく、旅をしたいほうなので、いわゆる「乗り鉄」です。最近は「鉄道の旅」に関する本をよく読んでいますので、このあたりをまとめておこうと思います。 ...