なおきのブログ

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カテゴリ:書評:人物・伝記

**女性主人公の大河ドラマとは 来年のNHK大河ドラマは『光るが君へ』。紫式部が主人公になります。2~3年に一度の割合で女性を主人公にすえてきたわけですが、歴史で語られるのはほとんど男性で、なかなか大河ドラマにふさわしい歴史上の女性がいません。2015年の杉文(吉 ...

菅義偉首相の唯一の著書『官僚を動かせ 政治家の覚悟』は、残念ながら売切れで入手不可能になりましたが、本書『自民党 価値とリスクのマトリクス』の著者中島岳志氏は、目次に掲げている自民党政治家たちの著書を全て読んだ上で、重要箇所を引用しながら解説してくれ、そのうちの一人が菅義偉首相で、『官僚を動かせ 政治家の覚悟』の記載事項も垣間見ることができます。 ...

古関裕而。本名は古關勇治。名前を替えたのは、作曲家としてのペンネームだったようです。1909年生れ1989年没。明治から大正・昭和・平成まで生きたことになり、作曲家人生のすべてを昭和で過ごしたことになります。逆の言い方をすれば、昭和時代を通じた代表作曲家は古関裕而ということになります。 ...

今年の7月30日、台湾民主化の父・李登輝氏が逝去されました。享年97歳。あらためてお悔やみ申し上げます。2014年、91歳に上梓した本書は李登輝氏から日本の遺言メッセージとなります。 ...

自分の内面をさらけ出すことには勇気が必要です。自分の心の中の傷を癒すだけでなく、無数の同じ体験をした女性たちの癒しにもなることを念じて、四半世紀もの間自分の心の中に閉ざしていた心の傷をさらけ出した三浦瑠璃さんの勇気と決心にエールを送ります。 ...

本書を読んで分かったことは、清原は才能がありながらもプロになり切れなかったということです。桑田真澄、松井秀喜、王貞治にはあって清原和博に欠けていたもの。それは一体なにか? ...

NHK連続テレビ小説『まんぷく』の立花萬平のモデルの安藤百福。もっともテレビドラマは創作要素が大きく、百福氏の一生を描いたものではありませんが、百福氏の生い立ちを知るにはうってつけの本です。 ...

女性が社会で活躍しようとする際、ロールモデルがないことが課題とよく言われます。仕事面ではもうそんなことはないと思うのですけど、難しいのは恋と仕事のバランスでしょうか。現在のキャリア女性はどちらかというと、キャリアに邁進するあまり恋愛が置き去りになっているように見受けられます。その点、ココ・シャネルは、仕事と恋のバランスがうまく取れていました。本書の目次にある「恋は仕事の原動力であり、仕事は恋の栄養剤である」というのは、言い得て妙です。 ...

2000年、小渕首相が亡くなった際の密室での後継者選び、加藤の乱の鎮圧。2001年に発足した小泉政権が野中広務に抵抗勢力のレッテルを貼ったことにより、まるで古いの自民党の権化のような扱いを受けたと思うのですが、私も彼をそのようにとらえていました。 端的に申せば、野中広務氏は私の嫌いな政治家の代表格でした。 ...

私もそうですが、多くの日本人は夫婦の間で愛を語ったり、ましてやラブレターを送るという習慣はありません。本書は、日本を再発見するつもりで読んだのですが、どちらかというと、マックスさんと恵子さんの愛の語り合いに絆され、ほろっときました。 ...

癌という恐怖、そして、手術が成功したとしても子どもが生まれなくなるという事実。その苦しみは計り知れません。しかし、彼女はそれを乗り越えました。 本書には、彼女の闘病中の写真が散りばめられています。闘病中にもかかわらず、笑顔を絶やしません。 ...

本書では10名の女性が紹介されています。そのうち4名は芸名で、残りの6名は仮名です。芸名でインタビューに応じた4名は、トップクラスのAV女優です。4名中3名は知っていました。親が認めているからこそ、しっかりと自分の足で立っている印象を受けました。 ...

毎年11-12月には翌年の大河ドラマの予習をすることにしています。来年の大河ドラマの主人公は西郷隆盛。もちろん、歴史上の人物ではよく知っているほうですし、また、より取り見取りの本が出版されています。選ぶのが容易ではありません。そこで、古典的な西郷隆盛の本はないだろうか?と思いつき、岩波新書青版を探していると、この本を見つけた次第です。 ...

本とはどのように出会うのかが大切だと思うのです。『 ある明治人の記録―会津人柴五郎の遺書』に関して言えば、二つの出会いが交差しました。一つ目は、音読教育の推進者である齋藤孝氏が、著書『余計な一言』で自らくり返し音読している本として挙げていたこと、二つ目は、現在読まれている中公新書を棚卸したところ初期の良作として浮上したことによります。 ...

本書によると安倍首相とトランプ大統領の四か国関係に関する利害は一致していそうです。GDPの増大に合わせて軍事費を肥大化させる中国は、日米とも脅威です。オバマ大統領は親中路線を貫きましたが、トランプ大統領は親ロシア路線へ舵を切りました。本書によれば、トランプ大統領に外交のお手本を示したのは安倍首相とのこと。結果的に、日米露のトライアングルができます。 ...

本書が出版されたのは今年の1月。前年2016年11月の安倍・トランプ会談までを描いています。前著と同様、安倍政権の内情を暴露した内容になりますが、いったいこれは本当のことなのだろうか、なぜ山口氏は知り得たのだろうか?と思いつつも、その後の政治過程が本書に書かれている内容と符合しているため、多少脚色や推論が入っているかもしれませんが、リアリズムが感じられます。 ...

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