江戸川乱歩の『人間椅子』。むろんタイトルは知っていたし、椅子の中に人間が潜むというプロットは知っていました。また、家具の中に人が潜む話は、他の江戸川乱歩作品にもあったと記憶しています。『黒蜥蜴』だったかもしれませんし、ほかの明智小五郎シリーズだったかも ...
カテゴリ:マンガ・絵本
【書評】『チェーザレ 破壊の創造者』13巻
出典:Conclave: casule, leggio e formaggi? Arrivano da Napoli su Il Lazzaro(license:CC) 次はいつ来るのだろうか?とようやく予約が取れた13巻。教皇選挙コンクラーベに決着がつきましたが・・・ 2/3の得票を得られた時点で勝敗が決するのですが、3回目の選挙 ...
【書評】『宇宙兄弟(34)』
第33巻で負傷したベティを至急地球に帰還させるべく、エディ、カルロ、アンディを伴ってシャトルで月面基地を脱出、ムッタとルイスは月面に残る。 ...
【書評】『トゥーランドット 蝶々夫人 ラ・ボエーム (中公文庫―マンガ名作オペラ)』
本書ではジャコモ・プッチーニが19世紀末から20世紀初頭にかけて手掛けた3つのオペラ作品『蝶々夫人』、『トゥーランドット』、『ラ・ボエーム』を、漫画家里中満智子さんが描きました。 ...
【書評】『谷崎万華鏡 - 谷崎潤一郎マンガアンソロジー』
長編・短編、膨大な作品を世に残した谷崎潤一郎。谷崎潤一郎ファンを自称する私とて、なかなか全てを読破できるものではありません。そんな中、谷崎作品のダイジェストを送る本書は貴重です。いくつか気に入ったものをピックアップします。 ...
【書評】『宇宙兄弟(33)』
ここまで図書館で借りながら『宇宙兄弟』を読み進めていますが、最新刊に近づくに連れて予約数が多いため、かなりインターバルを置くことになりそうです。34巻は18人待ち、35巻は98人待ち、36巻は120人待ちで、それぞれ6冊の蔵書があることから、それぞれ4~6週間後、13~17週間後、15~20週間後になります。 ...
【書評】『三国志』横山光輝(著)第31~35巻
曹操が西涼を平定、劉備が蜀の張松・法正・孟達らの招きで蜀を取る。西涼の馬超も劉備に降る。ここに曹操の魏、孫権の呉、劉備の蜀の三国が成立する。 ...
【書評】『宇宙兄弟(30)』『宇宙兄弟(31)』『宇宙兄弟(32)』
太陽フレア、磁気嵐、オーロラ、月面活動の遅延、セリカの帰還、月面活動の再会、さらに迫りくる太陽フレア。 ...
【書評】『有名すぎる文学作品をだいたい10ページの漫画で読む。』
思わず図書館で目が合ったのですが、過去を振り返ると、2017年の読書会で紹介を受けていました。 ...
【書評(18禁)】『人間昆虫記』
「昆虫」の意味するところは、蛹(さなぎ)から成虫へ羽化し華麗に変身するさま、あるいはカマキリのようにオスを食い物にするメスのさまを表します。 ...
【書評】『宇宙兄弟(28)』『宇宙兄弟(29)』~月の裏側は本当に真っ暗なのか?~
科学考証がよくできていると言われる『宇宙兄弟』ですが、分からない点が二つあったので、念のため調べました。 ...
【書評】『三国志』横山光輝(著)第16~20巻
第16~20巻では、袁術の死後199年から官渡の戦い前哨戦の白馬の戦いを経て、劉備と劉表の同盟、軍師単福を得るまでを描く。袁術・袁紹を排し、北方の曹操、江東の孫権、荊州の劉表・劉備という3つの勢力が形成されつつある。また、曹操の軍門に下った関羽の人間性の高さにスポットライトが当たる。 ...
【書評】『三国志』横山光輝(著)第6~15巻
ここまで振り返ってみて、多くの奸雄たちが入り乱れるが、献帝を仰ぐ曹操が一歩抜き出し、曹操が劉備を警戒しているという構図になりつつある。しかし、曹操台頭の道のりは決して平たんではなく、意外にも多くの敗北を喫している。その敗北を乗り越えて曹操はいっそう強くなっていく。 ...
【書評】『チェーザレ 破壊の創造者』12巻
4年ぶりの単行本発売、3年ぶりの書評になります。舞台は1492年7月のイタリア・ローマ。クリストファー・コロンブスが新大陸を発見をした年でもあります。ローマ教皇インノケンティウス八世が崩御、枢機卿による教皇選挙=コンクラーベが開催されます。 ...
【書評】『宇宙兄弟(24)』『宇宙兄弟(25)』
前巻でジョーカーズ6人のうちの一人カルロが失踪した。前巻#223から#230まではカルロ・グレコに焦点を当てる。 ...
【書評】『宇宙兄弟(22)』『宇宙兄弟(23)』
『宇宙兄弟』の書評(というよりも単なるあらすじ紹介)について、だいぶブランクが空いてしまいましたが、再開します。第22巻と第23巻。 ...