女子高生サヤカが学んだ「1万人に1人」の勉強法
美達 大和・山村 サヤカ&ヒロキ
プレジデント社 ( 2013-10-30 )
ISBN: 9784833420631

<目次>

(はじめに)私はなぜ、無期懲役囚と文通をはじめたのか(友美)

第1章 人が美しく、羽化するために。

第2章 頭のよさとは、何だろう?

第3章 死刑でも構わないと思いました。

第4章 99.99%の人は、自分に甘いです。

(おわりに)

 みたっちゃんが僕に教えてくれたこと(ヒロキ)

 みたっちゃんと出会って変わったこと(サヤカ)

 伝えたかったのは、人生が頭の良し悪しでは

 決まらないということです(美達)


即日で読了しました。そのままレビューを書きます。


2人の命を奪った殺人犯で無期懲役囚の美達大和氏。氏の本を読むのはこれで二冊目です。一冊目は、『人を殺すとはどういうことか』でした。



前著にて、氏が大変知能指数が高く聡明な人であること、自らの殺人に悔い一生を刑務所で過ごすことを決意したこと、自分の人生を生きること、自分の人生を世のため人のために使おうとしていることなどは分かっていました。そして、まさにその実践が本書で表されている高校生サヤカと中学生(後に高校生)ヒロキとの文通です。


「1万人に1人」の勉強法というのはつまり、一言で申せば「継続」することです。

宮本武蔵の『五輪書』の中に「千日の稽古を鍛と言い、万日の稽古を錬と言う」という言葉もありますが、ともに「やり続ける、あきらめない」ということを表しています。これがみたっちゃんの生活の中で大きなテーマです。


文通を通じて、継続することの大切さを訴え、時に励まし、サヤカとヒロキの能力を引き出していくエピソードは、心温まるものがあります。みたっちゃんこと美達大和氏も、多少は心が洗われたのだろうか?そんな気がしました。


勝手な期待・妄想を述べれば、サヤカ、ヒロキとみたっちゃんがいつか会える人が来るといいなと思います。みたっちゃんはそれを望んでいないかもしれませんが・・・




関連書籍


みたっちゃんの半生、父親との葛藤、ビジネス、殺人、裁判、刑務所生活について、赤裸々に語られています。裁判を通じて、殺された人の気持ちがまざまざと蘇ってくるシーンは戦慄でした。



そもそも、『人を殺すとはどういうことか』を知るきっかけとなった本がこちらです。本書の中で、『人を殺すとはどういうことか』が引用されていました。




そして、むろん、この本にも関心を抱いています。


絶歌
元少年A
太田出版 ( 2015-06-11 )
ISBN: 9784778314507


賛否両論があるのは存じています。しかし、決して単なる興味本位であったり冷やかしではありません。人とは何か?を理解し、よりよい社会を作っていくためには、読む必要があると考えています。


人生は一つを選ぶことによって、ほかは捨てなければならないことが数多ありますが、本を読むことで、知ることのできなかったであろう世界のこともわかります。 (P102)



翻って、被害者側の立場の本です。舞台は佐世保小6女児同級生殺害事件。被害者の小6少女のお兄ちゃんが実に逞しいです。




したい人、始める人、続ける人



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