年末に購入した『BRUTUS(ブルータス) No.884 [危険な読書]』からの選書です。『BRUTUS(ブルータス)』は、これまで美容院かどこかでチラチラと読んだことがあるぐらいで、私の関心外の記事が多いためか、深く読んだことがありませんでした。ということは逆に、私自身が持ち合わせていない選書眼を持っていることになります。そこで、本[危険な読書]特集から、いくつか読んでみたい本をピックアップします。


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[危険な読書]からの選書

『女たちの王国: 「結婚のない母系社会」』

著者 : 曹惠虹
草思社
発売日 : 2017-12-19


母系社会である中国の少数民族モン族。男性は精子を提供するのみで家族は女性を中心に営まれていきます。選書者は武田砂鉄氏です。


武士が政権を担う前の平安時代の日本も母系社会でした。日本の少子化は、間違いなく男系社会であることに起因するでしょう。母系社会を理解し洞察することで、今後の日本の何かヒントがあるのかもしれません。


『ブエノス・ディアス、ニッポン―外国人が生きる「もうひとつのニッポン」』


昨年末国会で決議されたこともあり、日本では今後外国人労働者の数が増えていきます。これまでも外国人労働者はいましたが、その裏では留学や婚姻を隠れ蓑とした不正もあり、強制送還もありました。強制送還される人々にも、さまざまな事情を抱えている人がいるでしょう。本書はそんな強制送還された側をハイライトします。選書者は荻上チキ氏です。


これ以降の5冊は、「理系読書99」からの選書です。


『ゼロからトースターを作ってみた結果』


アダム・スミスが分業を唱えて以来、近代資本主義社会は分業で成り立っています。工業製品を一から全てを作ることはできません。本書はトースターをゼロから作ったらどうなるかを綴った「抱腹絶倒」のドキュメンタリーとのことです。選書者はグラフィックデザイナーの寄藤文平氏です。


『ダンゴムシに心はあるのか』


この本は2年前に参加した読書会「『人工』知能と知能を考えるための61冊」を読む #2 ~華麗なる人工知能 篇~でも紹介されていたため、その存在は知っていました。人工知能を語る前に、そもそも人間の知能は何か?さらに動物の知能は?さらにさかのぼり、昆虫の知能は?本書のタイトルが示すとおり、虫に知能や心があるのかを問う本です。『生物から見た世界 (岩波文庫)』で論ぜられる「環世界」に通じるものがあります。選書者は、生物系書籍編集者の神谷有二氏です。


『動物の賢さがわかるほど人間は賢いのか』


本書に対する興味も『ダンゴムシに心はあるのか』と同じ視点です。動物の知能とは何なのか?そもそも動物の知能が人間に分かるのか?を問いかけているようです。選書者は、ノンフィクション作家の角幡唯介氏です。


『身のまわりのすごい技術大百科』


身の回りのものはどのような由来で出来上がっているのか、その技術を説明してくれる本です。分業により生活が豊かになった反面、身の回りのものの由来が分からなくなってしまいました。選書者はサイエンスライターのくられ氏です。


『生命とは何か―物理的にみた生細胞』


量子力学を確立した物理学者シュレーディンガーによる生物学の本。「『人工』知能と知能を考えるための61冊」を読む #2 ~華麗なる人工知能 篇~でも紹介されていました。原著は1944年の出版いなり、1933年に出版された『生物から見た世界 (岩波文庫)』から1953年のワトソンとクリックによるDNA発見の間をリレーする本、と認識しています。量子力学の父が生物学を語るという点で、量子力学と生物学の結節点になっているのではないかと期待しています。選書者は生物学者の福岡伸一氏です。


以上、[危険な読書]特集からの私の選書です。


読了・読書中の本

[危険な読書]特集で紹介されている本のうちの既読書も紹介しておきます。



以上


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