今朝は急遽、帝国ホテルの朝食会に参加しました。今日のゲストスピーカーは、デザイナーの佐藤卓さん。


ニッカ - 『ピュアモルト』、ロッテ - 『キシリトールガム』、明治乳業 - 『明治おいしい牛乳』などのデザインを手がけた方です。また、NHKのEテレの『にほんごであそぼ』や『デザインあ』の制作にも参画されています。


ブームは去ったかと思いますが、「デザイン家電」や「デザイナーズマンション」という言葉が流行りました。では、「デザイン家電」以外の家電がデザインされていないかというと、そんなことはなく、デザイナーあるいは設計者という方が機能性、操作性、コストなどを勘案し、デザインをしています。「デザイナーズマンション」以外のマンションも同様に、建築士が建築基準法やコストなどの要件、制約条件を満たすようにデザインを施しています。まわりを見渡せば、世の中の製品やサービスは、何かの意図を持ってそれをデザインした人がいます。


今日の話の中で面白かったのは、ニッカの『ピュアモルト』でしょう。出来上がったウィスキーのボトルをデザインしたのではなく、ニッカのウィスキーの中に自分のほしいウィスキーがないということで、ニッカから頼まれてもいないのに、提案してできたのが『ピュアモルト』とのこと。もちろん、ええ加減な思いつきの提案など受け入れられるわけもなく、北海道余市の工場を見学したり、ブレンダー(調合する専門家)にインタビューをしたりしました。試飲もしたところ、樽出しのモルトが一番おいしかったとのことです。そこで『ピュアモルト』というコンセプトができました。そして、ビンは使用後にゴミになるわけですが、再利用されることも想定してデザインしたとのことです。また、女性市場もターゲットとし、通常はウィスキーといえば720ccですが、『ピュアモルト』は500ccにしたとのことです。


工場、ブレンダー、消費者、消費後の利用シーン、もちろんコスト、こうしたさまざまな関係性をデザインしたわけです。この関係性をデザインしようというのは、フューチャーセンターの概念と同一です。フューチャーセンターが社会課題を解決していくためには、こうしたデザイナーの方の視点・手法がとても大切になってきます。


ここまで聞いた話をストレートに書いちゃっても大丈夫かな?と思いましたが、まぁ、怒られることはないと思いますので、以上、書き留めておきます。




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