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EGMフォーラム月例会に参加しました。本日は、対話の学校の吉田創さんをお招きし、「対話型組織開発」の話を伺い、あれやこれやのディスカッションを行いました。とりあえず理解したところの要点を書き下ろしました。(図解作成&ブログ作成時間:約1時間)



対話型組織開発(Dialogic Organization Development)は、まだ新しい領域とのことで、日本語の文献はありません。Google検索すると、とりあえずサイトが出てきましたので、リンクしておきます。




PM理論


図1

PM理論



組織には二つの機能があります。

  • P:Performance:課題達成機能
  • M:Maintenance:集団維持機能


これを2x2のマトリクスで表すと図1のようになります。

Pが強くMが弱いと、成果主義偏重やブラック企業になります。

Pが弱くMが強いと、組織として仲は良いのですが、成果が出にくい組織になります。

理想はPとM両方が強い、つまり健全かつ効果的な組織です。



崩壊・混沌・秩序・統制・強制


図2

崩壊・混沌・秩序・統制・強制



図2が非常に分かりやすかったです。


トップダウンの指示や指導は、秩序と統制の間を通ります。揺れが少なく、効率重視のオペレーションに向きます。一方、イノベーションや社会変革を起こすには、秩序と混乱の間を試行錯誤しながら進みます。立場を超えた対話を重視します。また、図2は、左側:自由主義、右側:社会主義とも読めます。自由主義が行き過ぎれば崩壊し(リーマンショック等)、社会主義が行き過ぎれば、強制社会を生み出し、やがて崩壊します(ソ連の崩壊)。


試行錯誤が発生し、いつ、どこで、どれぐらいの効果が出るかが定かではありません。スピード経営が必要と呼ばれる時代に、保留、止揚が必要です。本業で多くの新規事業開発を見ていて、失敗する新規事業に共通して見られるのは、保留の不十分さです。



組織開発の関連書籍


<読んだ本>


以上2冊は読みました。



先月出版されたばかりなのですが、著者の中村和彦氏は、組織開発の分野では有名な方のようです。



保留する、止揚するという考え方は、U理論に似ていると思いました。U理論のルーツもMITでの組織開発の研究にあったようです。また、止揚する、というのは、ヘーゲルの弁証法の基本的な考え方として登場します。


使える 弁証法
田坂 広志
東洋経済新報社 ( 2005-11-25 )
ISBN: 9784492042427


関連リンク


<過去の月例会に関する記事>

2014

2015




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